天平文化 文化の特色 4「天平文化」まとめ
鳥毛立女屏風(国宝)新詳日本史―地図資料年表

4「天平文化」まとめ

日本史 > 第2章 律令国家の形成


国史編纂と『万葉集』

国史編纂と『万葉集』

1 国史編纂事業

中国にならい国史の編纂を進める

  1. ●●●』(712):天武天皇の命で、宮廷に伝わる「帝紀」「旧辞」などをもとに●●●が暗誦(天武天皇の死去で事業中断) 元明天皇の命で●●●が筆録し完成(神代〜推古朝まで) 日本語を漢字の音訓で表記
  2. ●●●』(720):●●●を中心に、漢文による編年体(年月順に表記)で編纂(神代〜持統朝まで) 『日本書紀』以後、『続日本紀』『日本後紀』『続日本後紀』『日本文徳天皇実録』『日本三代実録』までを●●●と総称

2 地誌編纂

  • ●●●』(713):諸国の産物、伝承、山川の地名の由来などを記載 ほぼ完全に残存する●●●国を含め、常陸・播磨・豊後・肥前国の五カ国が現存

3 漢詩文・和歌

  1. 漢詩文:漢文・漢詩 ← 官吏の教養として重視
    • ①『●●●』:現存最古の漢詩集(*勅撰ではない) 大友皇子や大津皇子らの漢詩を集録
    • ②主な漢詩文の文人
      • 淡海三船おうみのみふね:『唐大和上東征伝とうだいわじょうとうせいでん』(鑑真の伝記)の著者
      • ●●●:自身の邸宅に私設図書館の●●●を設けて開放
  2. 和歌
    • ①『●●●』:現存最古の和歌集で、宮廷歌人や貴族から、東国出身者の東歌や防人歌まで、幅広く収録
    • 歌人:白鳳期の額田王や柿本人麻呂、天平期の山上憶良や大伴家持(『万葉集』編者との伝承あり)らが著名

4 学問

  1. 大学:中央におかれた貴族の子弟らが学ぶ官吏養成機関、教科では儒教の経典を学ぶ●●●、律令などを学ぶ●●●、平安初期には漢文や歴史を学ぶ●●●などを重視
  2. 国学:地方におかれた郡司の子弟らが学ぶ官吏養成機関
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