- バージョン 2.0
- ダウンロード 102
- ファイルサイズ 0.00 KB
- ファイル数 1
- 投稿日 2018-04-22
- 最終更新日時 2018-04-22
ギリシア人の南下と定住地図
ギリシア人の南下と定住地図
地名: アイオリス人, ドーリア人, イオニア人, エーゲ海, 黒海, クレタ, ロードス, サモス, ミロ, メロス, マケドニア, トラキア, 小アジア, エピルス, トロイア, デルフォイ, ミケーネ, オリンピア, スパルタ, ティリンス, アテネ, ミレトス, クノッソス
凡例
エーゲ世界では文化的生活が姿を消し、文字も忘れられ、各地に混乱が続いて交易も途絶え、生活は貧しくなった。王国を追われた人々は部族的な小グループをなして移動した。ドーリア人はペロポネソス半島に落ち着いたが、一部はクレタ島やロードス島にも進出した。ドーリア人に追われた他のギリシア人も押されて移動せざるをえなくなり、アイオリス人はボイオティア・テッサリアから小アジア北西岸やレスボス島に、イオニア人はアカイアからアッティカ、さらに小アジア西岸中央部に定着した。これらの種族はその方言によって、すでにギリシア人のなかで分かれていたものである。ペロポネソス半島の一部には北西方言群の人々がとどまった。このような混乱はやがておさまったが、ギリシアの歴史を明瞭に知りうるようになるまでにはほぼ400年間を要した。この時代を暗黒時代と呼ぶ。
参考
Attached Files
ファイル | |
---|---|
bc1200-Greek@400.png |