バラ戦争

バラ戦争 A.D.1455〜A.D.1485
百年戦争の後、イギリス王位継承の正当性をめぐって、ランカスター家（紀章:赤バラ）とヨーク家（紋章:白バラ）が争い、イギリス国内の諸侯・騎士を2分した内乱。ランカスター家の血をひくリッチモンド伯テューダー家のヘンリ・テューダーが、ヨーク家を倒し、テューダー朝を開いてヘンリー7世として即位、ヨーク家の王女エリザベスと結婚し、両派の和解を成立させた。
百年戦争に続く内乱によって、封建貴族は相討ちとなって没落し、イギリスはチューダー朝の成立とともに中世史に終わりを告げ、絶対王政の時代に移行する。

バラ戦争

戦争データ

年月日：1455 – 1485/1487
場所：イングランド、ウェールズ、カレー
結果：ランカスター家とヨーク家の和解によるテューダー朝の成立
交戦勢力
ヨーク家	ランカスター朝
指導者
リチャード・プランタジネット（第3代ヨーク公） 戦死 エドムンド・プランタジネット（ラトランド伯）戦死 リチャード・ネヴィル（第5代ソールズベリー伯） 戦死 エドワード4世（イングランド王） リチャード・ネヴィル（第16代ウォリック伯） 離反 ジョージ・プランタジネット（クラレンス公） 死刑 ジョン・ネヴィル（初代モンターギュ侯）離反 ウィリアム・ネヴィル（ケント伯） ヘンリー・スタッフォード（第2代バッキンガム公爵） ヘイステングス卿 死刑 エドワード5世（イングランド王） リチャード・オブ・シュルーズベリー（ヨーク公） 暗殺 リチャード3世（イングランド王） ヘンリー・スタッフォード（第2代バッキンガム公爵） 離反 ジョン・ハワード（初代ノーフォーク公） 戦死 ジョン・ド・ラ・ポール（初代リンカーン伯） 戦死 ラヴェル子爵 ランバート・シムネル パーキン・ウォーベック	ヘンリー6世（イングランド王） 暗殺 マーガレット・オブ・アンジュー エドワード・オブ・ウェストミンスター 戦死 エドムンド・ボーフォート（第2代サマセット公） 戦死 ハンフリー・スタッフォード（初代バッキンガム公爵） 戦死 ヘンリー・パーシー（第2代ノーサンバランド伯） 戦死 ヘンリー・ボーフォート （第3代サマセット公） 死刑 ヘンリー・ホランド（第3代エクセター公） 暗殺 オウエン・テューダー 死刑 ジャスパー・テューダー（ベッドフォード公） ジョン・クリフォード（第9代クリフォード男爵） 戦死 ヘンリー・パーシー（第3代ノーサンバランド伯） 戦死 ウィルトシャ―伯 死刑 ジョン・タルボット（第2代シュルーズベリー伯） 戦死 アンドリュー・トラロップ卿 戦死 エドムンド・ボーフォート（第4代サマセット公） 死刑 ジョン・ド・ヴィアー（第13代オックスフォード伯） ヘンリー7世（イングランンド王） トマス・スタンリー（初代ダービー伯爵） ウィリアム・スタンリー卿 離反 死刑

年表

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参考: Wikipedia