壬申の乱 律令国家の形成 672年壬申の乱要図 律令国家の形成
672年壬申の乱要図 ©世界の歴史まっぷ

2「律令国家への道」まとめ1/3 -大化改新・律令国家への道

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律令国家への道

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律令国家への道

大化改新

1 大陸情勢(7世紀半ば〜)

  1. 唐が高句麗に侵攻 国際的緊張が高まる 周辺諸国が中央集権化を急ぐ
  2. 朝鮮半島:新羅の強大化 百済を圧迫

2 国内の動き

  1. 蘇我氏の専横:●●●が厩戸王の子である●●●を殺害
  2. ●●●の変(645):●●●が、蘇我(倉山田)石川麻呂、●●●らの協力を得て、蘇我●●●・入鹿を滅ぼす
  3. 乙巳の変後、皇極天皇(中大兄皇子の母)から●●●天皇に譲位
  4. 中大兄皇子は皇太子に、左大臣に阿倍内麻呂、右大臣に●●●●●●に中臣鎌足が就任
  5. 国博士くにはかせ●●●と僧●●●を任命
  6. 国号を大化(最初の年号)とし、都を飛鳥から●●●に遷都
  7. 646年、「改新の詔」を発布

* (2)〜(7)などの一連の改革を「大化改新」という

3 改新の詔

●●●』に記載はあるが、潤色が多く内容には検討の余地を残す

  1. 豪族の私有地・私有民を廃し、公地公民制をめざす
  2. 中央官制や、のちの「郡」にあたる地方行政組織●●●の整備
  3. 全国的な戸籍・田地調査 班田収授(法)の準備
  4. 課税台帳の計帳を作成し、統一税制の施行をめざす
    史料チェック: 改新の詔
    其の一にのたまわく、「昔在むかしの天皇等の立てたまへる子代の民、処々の●●●、及び、ことには臣・連・伴造とものみやつこ国造くにのみやつこ村首むらのおびと所有たもて●●●の民、処々の●●●めよ。りて食封じきふ大夫まえつきみより以上に賜ふこと、おのおの差あらむ。」
    其の二に曰く、「初めて京師みさとを修め、畿内・国司・郡司・関塞せきそこ斥候うかみ・防人・駅馬はゆま伝馬つたわりうまを置き、及び鈴契すずしるしを造り、山河を定めよ。」
    其の三曰く、「初めて戸籍●●●班田収授の法を造れ。およ五十戸を里と為し、里毎に長一人を置け。」
    其の四に曰く、「旧の賦役を罷めて、田の調みつきを行へ」(『日本書紀』)

4 その後の動向(乙巳の変後〜649年)

王権や中大兄皇子の権力が拡大し、古人大兄王ふるひとのおおえのおう(中大兄の異母兄弟)、蘇我倉山田石川麻呂らあいつぎ滅ぶ

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