壬申の乱 律令国家の形成 672年壬申の乱要図 律令国家の形成
672年壬申の乱要図 ©世界の歴史まっぷ

2「律令国家への道」まとめ1/3 -大化改新・律令国家への道

日本史 > 第I部 原始・古代 > 第2章 律令国家の形成


律令国家への道

律令国家への道

1 斉明天皇の治世

  1. 孝徳天皇死去、皇極天皇が再び即位(重祚ちょうそ ●●●天皇
  2. 都を難波から飛鳥へ再遷都 孝徳天皇の皇子●●●皇子が挙兵を企てて滅ぶ
  3. 新羅百済に侵攻 百済滅亡(660)
  4. 斉明天皇、百済救援にみずから出兵 九州朝倉宮で死去(661)

2 中大兄皇子の治世

即位せず皇太子のまま執政 称制しょうせいという

  1. ●●●年、●●●の戦い:百済復興支援で出兵するも、唐・新羅の連合軍に大敗 新羅が半島を統一(676)
  2. 防衛強化:大宰府の北方に●●●大野城、南方に基肄城きいじょうを築造、対馬から大和にかけて朝鮮式山城を築城(百済の亡命貴族らの協力)
  3. 都を飛鳥から●●●に遷都 中大兄皇子が即位し、●●●天皇となる
天皇・蘇我氏の関係系図
天皇・蘇我氏の関係系図©世界の歴史まっぷ

3 天智天皇の治世

  1. 近江令制定 完成を疑問視する説もあり
  2. 初の全国的戸籍の●●●作成 班田制の準備。氏姓をただす根本台帳として永久保存
  3. 672年、●●●の乱:天智天皇の子と天皇の弟の皇位継承争い
    • 子:●●●皇子 近江朝廷、有力豪族の多くが支持 敗北
    • 弟:●●●皇子 東国豪族の支持、東国兵動員 勝利
  4. 勝利した大海人皇子 ●●●宮で即位、●●●天皇となる
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4 天武天皇の治世

近江朝廷を指示した有力中央豪族が失権 天皇中心に中央集権化が進む

  1. 大王に代わり天皇の称号を使用 現人神あらひとがみ思想 「大君は神にしせば 天雲のいかづちの上に廬らせるかも」(柿本人麻呂、『万葉集』)
  2. ●●●制定
    • ①区分:真人まひと朝臣あそみ宿禰すくね忌寸いみき道師みちのしおみむらじ稲置いなぎに区分
    • ②目的:天皇を中止とする新たな身分秩序に豪族を再編成
  3. 銭貨●●●の鋳造
  4. 飛鳥浄御原令あすかきよみはらりょうの編纂(施行は次の持統天皇の時)
  5. 国史編纂事業の開始(天武朝では未完成) 稗田阿礼ひえだのあれに「帝紀」「旧辞」を誦み習わす 奈良時代の『古事記』成立へ
  6. 仏教を保護し大寺院を建立、一方で僧尼を規制し仏教を国家統制化
  7. 藤原京(本格的な宮都)の造営に着手 完成待たず天武天皇死去

5 持統天皇(天武天皇の皇后)の治世

  1. ●●●の施行 ●●●を作成し、班田の支給開始
  2. 694年、●●●遷都:条坊制を有する初の本格的な宮都の完成

まんが日本史

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