3「地方政治の展開と武士」まとめ - 受領と負名 国司の地方支配
受領が任国に下る様子(『因幡堂縁起』重要文化財/東京国立博物館蔵/14世紀)受領は妻子や従者を引き連れて任国に下り、海賊や山賊の難を避けつつ多くの富を蓄えて帰郷した。

3「地方政治の展開と武士」まとめ1/4 - 受領と負名

日本史 > 第3章 貴族政治と国風文化


国史の地方支配権の強化

2 国史の地方支配権の強化

  1. 任国に赴任する最上級の国司(守)に徴税権などを付与
    のちに●●●とよばれる
    * 受領が勤務する国衙の役割が重要となり、郡家(郡衙)の役割が衰退へ
  2. 受領と田堵たと
    • ① 有力農民の●●●に田地の耕作を請け負わせ、官物(かつての租・調・庸、公出挙など)や、臨時雑役(かつての雑徭)などの労役)を課税
    • ② 課税対象の田地を「名」、田地の請負人を●●●と称す
    • ●●● 田堵の中で国司と結び大規模経営に成功した者
  3. 受領の腐敗と遙任
    • ① 受領
      • 尾張守●●●:尾張国の郡司百姓らが●●●で太政官に訴える(988)
      • 信濃守●●●:「受領は倒るるところに土をもつかめ」との言葉とともに、、『今昔物語集』で強欲な受領の例として紹介
    • 遙任ようにん:任国に赴任せず国司の収入のみを得る行為、及びそうした国司自体の名称、11世紀後半から受領も交替時以外は赴任せず
    • ●●●:国司に代わり現地に派遣されれ政務を代行する者
    • ●●●:国司不在の国府の呼称、国司不在の国府では在地の有力者が実務を担当 彼らを●●●という
  4. 売官売位の風潮
    • ●●●:私財を投じて寺社造営や朝廷の儀式を請け負い、代償に受領などの官職を得ること
    • ●●●:成功と同様にして、国司などに再任されること

チェック

1 国司の任期や権限について述べた文として誤っているものをひとつ選べ。

  • ① 国司が任期を延長し、在任し続けることを遙任とよんだ。
  • 勘解由使かげゆしという令外官が置かれ、国司の交替を監督した。
  • ③ 国司は、任国内から兵士を徴発し、軍団で訓練を受けさせる権限をもっていた。
  • ④ 国司は、任国内の農民を雑徭という労役に従わせる権限をもっていた。

答え: ●●●

2 藤原元命のころの国司について述べた文として誤っているものをひとつ選べ。

  • ① 朝廷は国司に徴税を任せ、地方支配を請け負わせるようになった。
  • ② 上級貴族や寺社は知行国主として一国の支配権を与えられ、その国守には在地豪族を推挙した。
  • ③ 赴任しないで京に住み、かわりに目代を派遣して政治を行うものが多くなった。
  • ④ 任国に赴した最上級の国司は受領と呼ばれ、巨額な私財を蓄える者も現れた。

答え: ●●●

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