地方官衙と「辺境」
地方官衙と「辺境」
1 官道の整備
- 駅制:畿内から七道の各国府に官道整備、約16kmごとに●●●を設け、官吏が公用に利用
- ●●●:中央から派遣された国司の統轄拠点、付近に国分寺も設置
- 郡家(郡衙):各郡の郡司の統治拠点、郡司の氏寺や倉庫群などを設置
- 国府や郡家から、木札に文字を墨書した●●●や、漆紙文書(漆が紙に染み込み地中で残存)が出土
2 地方の開発と領域拡大
- 資源開発:長門の銅、陸奥の●●●、対馬の銀、越後石油など
- 支配領域の拡大
- ①東北方面(蝦夷対策など)
- a 7世紀半ば(647・648)、日本海側(新潟)に渟足柵・磐舟柵の両柵を設置
- b ●●●天皇のときに●●●を派遣し、日本海側の制圧が進む
- c 奈良時代に入り、日本海側に出羽国(712)や秋田城(733)を設置
- d 太平洋側では陸奥国府・鎮守府となる多賀城を設置(724)
- ②南西方面
- a 南九州の●●●が帰順、薩摩国や●●●国を設置
- b 南西諸島の種子島・尾久島・奄美群島なども帰属