家法と分国法表
戦国時代に戦国大名が領国内を統治するために制定した基本的な法を分国法・家法などという。家法とは家長が子弟や一族に与えた家訓で、分国法とは、家訓から発展して領国統治のための法となったものを指す。
家法と分国法表
家法と分国法
*印は家法大名 | 国名 | 法令名 | 制定年 |
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伊達氏 | 陸奥 | 塵芥集 | 1536 |
結城氏 | 下総 | 結城氏新法度 | 1556 |
*北条氏 | 伊豆 | 早雲寺殿十一箇条 | 16世紀初 |
今川氏 | 駿河 | 今川仮名目録 今川仮名目録追加 | 1526 1553 |
武田氏 | 甲斐 | 甲州法度之次第 (信玄家法) | 1547 |
*朝倉氏 | 越前 | 朝倉孝景条々 (朝倉敏景十七箇条) | 1471〜81 |
六角氏 | 近江 | 六角氏式目 (義治式目) | 1567 |
大内氏 | 周防 | 大内氏掟書 (大内氏壁書) | 1495ころ |
三好氏 | 阿波 | 新加制式 | 1562〜73 |
長宗我部氏 | 土佐 | 長宗我部氏掟書 (長宗我部元親百筒条) | 1596 |
相良氏 | 服後 | 相良氏法度 | 1493〜1555 |