1「飛鳥の朝廷」まとめ2/2 弥生・古墳時代 中国との交渉 東アジア世界の形成と発展 邪馬台国連合
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1「飛鳥の朝廷」まとめ2/2

日本史 > 第2章 律令国家の形成

飛鳥の朝廷

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飛鳥の朝廷

飛鳥の朝廷と文化

1 飛鳥文化

7世紀前半、飛鳥地方を中心に展開した日本最初の仏教文化

背景:推古朝の仏教興隆政策に基づき、厩戸王(聖徳太子)や蘇我氏など有力豪族が仏教を積極受容

  1. 寺院建築 古墳に代わり寺院が権威の象徴(各豪族が氏寺を建立)
    • ●●●寺:蘇我馬子が創建、日本初の本格的伽藍
    • ②百済大寺:舒明天皇の創建との伝承
    • ③厩戸王(聖徳太子)。創建の寺院
      • ●●●寺:●●●跡の発見で焼失後の再建説が有力
      • ●●●寺:物部守屋との戦いに勝利して創建と伝承(大阪市)
      • 中宮寺:太子の母の宮跡を寺院に改築
    • ●●●寺:秦河勝はたのかわかつが創建、秦氏の氏寺(京都太秦)
    伽藍配置の変遷は塔と金堂の位置に注目
    時代とともに塔の重要性が後退し、代わって金堂が中心となる。飛鳥時代はその過渡期にあたる。
    • 本来は仏舎利(釈迦の遺骨)を埋納する施設であったが、しだいに装飾化
    • 金堂 寺院の本尊(仏像など)を安置する施設
    伽藍配置の変遷
    伽藍配置の変遷©世界の歴史まっぷ
  2. 仏像彫刻 中国南北朝時代の影響が大きい
    • ●●●様式:整った男性的な顔立ち 法隆寺金堂釈迦三尊像、仏師●●●作飛鳥寺釈迦如来像(俗称:飛鳥大仏)、仏師鞍作鳥作法隆寺夢殿久世観音像(明治時代にフェノロサらが調査)
    • ●●●様式:柔和で女性的な顔立ち 広隆寺●●●(弥勒菩薩像)、●●●半珈思惟像(弥勒菩薩像)、法隆寺百済観音像
  3. 仏教研究 『三経義疏さんぎょうのぎしょ』:厩戸王が法華経など3つの代表的な経典の注釈書を撰集したとされるが諸説あり
  4. 絵画・美術工芸
    玉虫厨子
    玉虫厨子 (国宝展ハガキ)
    天寿国繍帳
    天寿国繍帳 ©Public Domain
    • ①法隆寺●●●須弥座しゅみざに「捨身飼虎図しゃしんしこず」など、釈迦前世の説話を描く
    • ②中宮寺天寿国繡帳てんじゅこくしゅうちょう:厩戸王の妃の命で、天寿国の様子を刺繍で表現

2 飛鳥文化の国際性

弥生・古墳時代 中国との交渉 東アジア世界の形成と発展 邪馬台国連合
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ギリシア・ローマ・ササン朝などの影響

忍冬唐草
忍冬唐草文様©世界の歴史まっぷ
法隆寺獅子狩文様錦
法隆寺獅子狩文様錦(画像出典:山川詳説日本史図録)
  1. 忍冬唐草にんどうからくさ模様:古代エジプトに始まり、ギリシア・ローマを経てササン朝〜中国西域〜日本に伝播(法隆寺金堂など)*忍冬はスイカズラのこと
  2. 獅子狩文様錦ししかりもんようきん(法隆寺蔵):西アジアに見られる狩人と獅子の図案化
  3. エンタシス:法隆寺などに見られる柱の中程のふくらみ(古代ギリシア建築様式の影響)

3 技法の伝播

  1. 高句麗僧の●●●が、紙・墨・絵具などを伝えたと伝承
  2. 百済僧の●●●が、暦(暦法)を伝えたと伝承

まんが日本史

チェック

1. 微か文化に関連して述べた文として誤っているものを、次の❶〜❹のうちから一つ選べ。

  • ❶氏寺が豪族の権威の象徴となった。
  • ❷仏像の様式には中国南北朝時代の影響が認められる。
  • ❸厩戸王(聖徳太子)は経典の注釈書である三経義疏を著したと伝えられている。
  • ❹若草伽藍跡の発掘により、現存の法隆寺の伽藍は創建時の物であると判明した。

答え ●●●

2. 百済に関連して次の文で正しいものを選べ。

  1. 百済僧の曇徴によって、紙・墨・絵具の製法が日本に伝えられた。
  2. 百済僧の観勒によって、暦が日本に伝えられた。
  3. 百済滅亡前後に日本へ渡来した王族・貴族の影響もあって、漢詩文の制作がさかんになった。

答え ●●●

参考