1. 文化の始まり 縄文時代の道具
縄文時代の道具©世界の歴史まっぷ

1.「文化の始まり」まとめ

日本史 > 第I部 原始・古代 > 第1章 日本文化のあけぼの


縄文文化の成立

縄文文化の成立

1 自然環境の変化

約1万年余り前、氷期が終了し、気候が温暖化 更新世から●●●

  • 植生の変化 東日本落葉広葉樹林、西日本照葉樹林へ木の実の収穫
  • 大型動物が絶滅 動きの速いシカやイノシシなど小動物が狩猟の対象
縄文文化の三大特徴
  1. 主に食物を煮る土器の出現
  2. 打製石器に加え●●●の出現
  3. 俊敏な中・小動物を捕らえる●●●の出現

2 縄文土器(草創期の土器は世界で最も古い土器の一つ)

草創期 早期 前期 中期 後期 晩期
丸底で不安定 尖底を土にさして使用 平底で安定 炎をかたどった装飾 多種多様の器形 芸術的
紀元前1万1000年 紀元前7000〜 紀元前4000〜 紀元前3000〜 紀元前2000〜 紀元前1000〜
神奈川上野遺跡 尖底土器 平底深鉢土器 火焔土器 注口土器 亀ヶ岡式土器
丸底深鉢土器 尖底深鉢土器 平底深鉢土器 火焔土器 注口土器 亀ヶ岡式土器
  1. 縄文時代を土器変化で区分(草創期早期前期中期後期晩期)
  2. 特徴:低温で焼かれた厚手で黒褐色の土器
  3. 文様:草創期の無文・爪形文などから、早期以降に縄目の文様が増加。中期には火炎土器が、晩期には東北で精巧な亀ヶ岡かめがおか式土器がみられる
    年代測定には、年輪年代法炭素14年代法
広告