天平の美術
天平の美術
1 建築
- 東大寺:●●●(別称:三月堂)や、校倉造で知られる聖武太上天皇の遺品などを収めた●●●宝庫など
- 法隆寺:夢殿(本尊が救世観音像)、伝法堂(もと貴族の邸宅を移築)
- 唐招提寺:金堂(天平期で唯一の金堂遺構)、講堂(平城宮朝集殿を移築)
2 彫刻
従来の木造や金銅像に加え、新たに乾漆像・塑像などの技法が加わる
- 乾漆像:原型の上に麻布を漆で塗り固めて形を整える技法
- ①東大寺法華堂●●●像
- ②興福寺●●●像(八部衆像)・十大弟子像
- ③唐招提寺●●●像・金堂盧舎那仏像
- ④聖林寺十一面観音像
- 塑像:木芯に粘土を塗り固める技法
- 東大寺●●●・●●●菩薩像
- 東大寺法華堂執金剛神像
- 東大寺戒壇院四天王像
- 新薬師寺十二神将像
上の写真A・Bは乾漆像・塑像のいずれか。
答え A: ●●● B: ●●●
3 絵画
- 東大寺正倉院鳥毛立女屏風:樹下美人図ともいう
- 薬師寺●●●像:樹下美人図とともに唐の影響をうけた豊満な女性図
- 過去現在絵因果経:釈迦の一生を描く、後世の絵巻物の原型
4 工芸
- 正倉院宝物:光明皇太后が聖武太上天皇の遺品を東大寺に寄進(螺鈿紫檀五絃琵琶・漆胡瓶・白瑠璃碗など、国際性豊かな遺品類)
- 百万塔陀羅尼:木造の小塔に陀羅尼経(現存最古の印刷物)を収納 称徳天皇が恵美押勝の乱後、死者の冥福を祈るために作らせ、奈良などの諸大寺に奉納