入試チェック
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1. 古墳やその遺物に関連して述べた文として正しいものを、一つ選べ。
- 古墳の表面には樹木が植えられ、家屋や人物などをかたどった円筒埴輪が並べられた。
- 前期の古墳には、銅鉾や鏡・玉類などの呪術的な宝器や装飾品が副葬品として並べられた。
- 後期の古墳には横穴式石室が普及し、棺をおさめる玄室とそれに通じる羨道がつくられた。
- 前方後円墳には濠がめぐらされ、周囲には殉死した奴婢や家人の群集墳が築造された。
答え ●●●
2. 5世紀ごろの古墳に関して述べた文として正しいものを、一つ選べ。
- 墳丘墓とよばれる古墳群が、近畿地方を中心に広がった。
- 大王の名を記した刀剣が、埼玉県や熊本県から出土している。
- 巨大な前方後円墳が現れるが、奈良県の高松塚古墳もその一つである。
- 大王の名を記した三角縁神獣鏡が、近畿地方を中心に出土している。
答え ●●●
3. 5〜6世紀の時期における倭国について述べた文として誤っているものを一つ選べ。
- 倭の五王が次々に中国の南朝に使者を送り、「親魏倭王」の称号や銅鏡などを与えられた。
- 大伴金村が対朝鮮政策の失敗をとがめられて失脚した後、しだいに物部氏と蘇我氏が対立するようになった。
- 巨大な前方後円墳は、畿内だけでなく、毛野・吉備などの地方でもつくられた。
- 穀物の豊作を祈り収穫を感謝する祭りや、太占・盟神探湯などの呪術的風習も行われた。
答え ●●●
4. 次の文を読み、空欄[ア]・[イ]に入る語句を答えよ。
大和朝廷を支えた豪族たちは、それぞれ[ア]とよばれる私有地を所有し、私有民に耕作させて経済的基盤としていた。一方、朝廷は、直轄地を各地に設け、そこでは[イ]とよばれる農民に耕作させていた。
答え [ア]:●●●、[イ]:●●●