シャイレーンドラ朝 (8世紀〜9世紀頃)
8世紀中ごろジャワ島中部におこり、一時マタラム王国を圧倒した。大乗仏教を奉じ、壮大な仏教寺院・ボロブドゥール寺院(世界遺産)を建造したことでも知られる。
シャイレーンドラ朝
アジア・アメリカの古代文明
東南アジアの諸文明
諸島部の国々
東南アジア海上の島々は、西暦紀元の始めより交易をつうじてインド文化の影響をうけ始め、やがて国家がたてられるにいたった。
シャイレーンドラ朝
ジャワ島の初期王朝としては、訶陵が中国史書によって7世紀ころ存在していたことが知られる。シャイレーンドラ朝(〜832)は、8世紀中ごろ中部ジャワにおこり、一時マタラム王国を圧倒した。
訶陵国を シャイレーンドラ朝と同一視する説もある。
シャイレーンドラ朝は大乗仏教を奉じ、巨大なボロブドゥールの仏塔を建造したことでも知られる(世界遺産:ボロブドゥール寺院遺跡群)。