ラームカムヘーン
スコータイ歴史公園のラームカムヘーン大王像 Wikipedia Commons

ラームカムヘーン


Previous Post

Next Post

ラームカムヘーン ( A.D.1239〜A.D.1299
タイのスコータイ王朝第3代王(在位1279年頃 - 1299年頃)。タイ文字を制定し、上座部仏教をとりいれ、その勢力はマレー半島までおよぶ大国に発展させ、スコータイ朝の全盛期を現出した。

ラームカムヘーン

27.モンゴルの大帝国 交通・貿易の発達 スコータイ朝 デリー・スルターン朝 元の東アジア支配 元と4ハン国(13世紀の世界地図)
元と4ハン国(13世紀の世界地図)©世界の歴史まっぷ

アジア諸地域の繁栄

清代の中国と隣接諸地域

清朝と東南アジア
四川・雲南地方にいたタイ人は、8世紀ころからしだいにインドシナ半島へ南下し、クメール人のカンボジア(真臘しんろう)に従属していたが、13世紀のモンゴル人による雲南地方への侵入でタイ人の南下がさらに活発となり、カンボジアが衰えるとこれを破って自立し、スコータイ朝(1257頃〜1438頃)をたてた( 民族国家の形成)。第3代国王ラームカムヘーン(ラーマカムヘン 位1275〜1317)の時が全盛期で、王はタイ文字を制定し、上座部仏教をとりいれ、その勢力はマレー半島までおよんだ。しかし王の死後は急速に衰え、メナム川下流にタイ人のアユタヤ朝(1351〜1767)が建国されると、しだいに勢力を奪われた。
東南アジアの諸文明
1300年の東南アジア
橙:スコータイ王朝
水色:ラヴォ王国
赤:クメール王朝
黄:チャンパ王国
青:大越(李朝)
紫:ラーンナー
Source: Wikipedia

詳説世界史研究

広告
Previous Post

Next Post