トラファルガーの海戦 Trafalgar (1805.10.21)
スペインのトラファルガー沖で行なわれた、ナポレオン戦争における最大の海戦。1804年ナポレオン1世がフランス第一帝政を開き、イギリスの小ピット内閣は05年第3回対仏大同盟を結成。ナポレオンはイギリス侵攻計画をたてたが、フランス・スペインの連合艦隊はトラファルガー沖でネルソンのイギリス艦隊に敗れ、計画は挫折し、スペインは全艦隊を失った。
トラファルガーの海戦
戦争データ
年月日:1805年10月21日 | |
場所:スペインのトラファルガー岬沖 | |
結果:イギリスの勝利 | |
交戦勢力 | |
イギリス |
フランス第一帝政 スペイン王国 |
指導者 | |
ホレーショ・ネルソン(初代ネルソン子爵) カスバート・コリングウッド |
ピエール・ヴィルヌーヴ フェデリコ・グラビーナ |
戦力 | |
戦列艦 27、フリゲート 4、他 2 | フランス:戦列艦 18、他 8 スペイン:戦列艦 15 |
参考 Wikipedia
欧米における近代社会の成長
フランス革命とナポレオン
帝政の成立と大陸制覇
1802年終身統領となっていたナポレオンは、1804年国民投票で皇帝の地位に登り(ナポレオン1世 位1804〜14, 15)、第一帝政を開いた。ナポレオンの権力は戦争の勝利と栄光によりもたらされたものであった。この後、戦争が再開され、ナポレオンは大陸制覇へと歩みだす。
イギリスでは再び小ピット内閣が成立し、1805年、第3回対仏大同盟が結成された。ナポレオンはイギリス侵攻計画をたてたが、同年10月、トラファルガーの海戦で、ネルソンのイギリス艦隊にフランス・スペインの連合艦隊が敗れ、計画は挫折した。陸上の戦いではナポレオンは大きな勝利をおさめた。同年12月のアウステルリッツの戦いでは、ナポレオンがオーストリア・ロシア連合軍を撃破し、大陸の覇権を握ることとなった。