アルファベット
Orbis eruditi literatura à charactere Samaritico deducta Charles Morton’s 1759 updated version of Bernard’s “Orbis eruditi”, comparing all known alphabets as of 1689. ©Public Domain

アルファベット


アルファベット alphabet

子音のみのフェニキア文字に、暗黒時代のギリシアで母音文字が加わって成立した表音文字。24文字からなり、文字数が少ないため象形文字より習得が容易であった。のちラテン文字・ロシア文字に発達し、ヨーロッパ各地に広まった。

アルファベット

子音のみのフェニキア文字に、ギリシアで母音文字が加わって成立した表音文字。24文字からなり、文字数が少ないため象形文字より習得が容易であった。のちラテン文字・ロシア文字に発達し、ヨーロッパ各地に広まった。

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オリエントと地中海世界

古代オリエント世界

アラム人とフェニキア人
アルファベットの起源と発達

表音文字、より正確には子音文字のアイディアはすでにエジプトにあった。しかしこれのみで言語を表記しようとしたのは、紀元前2千年紀前半のカナーン人が最初である。彼らがエジプトの象形文字をもとにしてつくった「原カナーン文字」が、いわゆるアルファベットの原形となった。表意文字が取り入れられなかったのは、彼らが実用的な目的(おそらく商用)のために、できるだけ簡便な文字を必要としたからであろう。のちに各地に伝播していくつかに枝分かれしたが、歴史的にみてもっとも重要な分枝となったのがフェニキア文字である。ここから東西の諸文字の元祖であるアラム文字ギリシア文字が分かれて発達した。前者は、オリエント世界ではやがて楔形文字に取ってかわり、さらに東に伝播して、中央アジアや北アジア系の文字につながっていく。後者には、母音文字が付け加えられた。なお、最古のアルファベットといわれてきた原シナイ文字は、南に伝わった原カナーン文字の一種と考えるのが妥当のようである。

ギリシア世界

ポリスの成立

暗黒時代とはいえ、この時期にギリシア、エーゲ世界には鉄器が普及し、ギリシア語アルファベットも、フェニキア文字を手本に考案された。

ローマ世界

ローマ文化

ローマ字は現代欧米各国のアルファベットの起源となり、ラテン語はイタリア・スペイン・ポルトガル・フランスなどラテン系言語のもととなった。

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