エフェソス強盗会議
西方教会の伝統的なシンボルの「パッチ」@Fichier:Shield-Trinity-Scutum-Fidei-compact.svg — Wikipédia

エフェソス強盗会議


エフェソス強盗会議
449年小アジアのエフェソスで行われたキリスト教の会議。
448年のコンスタンティノポリス地方公会で異端とされたエウテュケスは教義の撤回を拒み破門されたため、エウテュケスの後援者のアレクサンドリア総主教ディオスコロスは東ローマ皇帝テオドシウス2世の側近を動かし、エフェソスでの公会議を開く許可を得て、エウテュケスの教義を正当化し、コンスタンティノポリス大主教フラウィアノスをエフェソスに流刑に処した。

エフェソス強盗会議

エウテュケス

378年頃‐454年
初期の単性論を代表するキリスト教思想家。コンスタンティノープルの修道院(名称不詳)の院長をつとめ,宮廷にも勢力をふるった。ネストリウスの教説に対する反動から,受肉したキリストの神性と人性は統合を遂げたのちはひとつになり,人性は神性に吸収されると説いた。448年に異端の疑いで告発され,主教会議で罷免された。
449年の盗賊教会会議で復権したが、451年のカルケドン公会議で公式に異端として弾劾追放された。

エウテュケス主義

キリストの人性は二つの性から成るが、受肉による合一以降、人性は神性に融合し、摂取され、単一の性になったとする。

エウテュケス派

エウテュケスを信奉する単性論の一派 (→キリスト単性説 ) 。エウテュケスは5世紀前半のコンスタンチノープルの修道士で,キリストには神性しかないとして,キリストの人性を否定したほか,キリストのからだと他の人間のからだとの同質性をも否定した。

キリスト教諸教派

‎キリスト教諸教派の成立の概略を表す樹形図

画像出典: ファイル:ChristianityBranches-2ja.svg – Wikipedia

エフェソス

アルテミス神殿などが世界遺産「エフェソス」に登録されている。

広告