ギルド
ギルドの看板 11世紀から13世紀まで、西欧の都市は商業の飛躍的発展と手工業の活発化で繁栄した。商人はギルド、手工業者は同業組合(ツンフト)を組織し、自分たちの利益を守ろうとした。それを象徴するのが、今も残る上図のような看板である。©Public Domain

ギルド

  • 商人ギルド: 11世紀頃から商人の同業組合で、成員間の相互扶助と市場・品質・技術・価格の確保を目的に各都市に成立した。都市の自治権獲得運動に中心的な役割を果たしたため、都市法の整備とともに、商人ギルドを指導する大商人層が市参事会を左右するにいたった。
  • 同職ギルド(ツンフト): 12世紀頃から手工業者が形成し、市政への参入をはかったが、親方層をのぞいて市民権は認められなかった。 都市貴族化した大商人の市政独占に対する手工業者の反発は、13世紀中頃になると一段と強まり、各都市でギルド革命(ツンフト闘争)が展開された。