コスモポリタニズム (世界市民主義) ヘレニズム時代(およそ紀元前323〜紀元前30)に、世界帝国の出現にともなって、従来のポリス世界の枠にとらわれない生き方を理想とする思想。哲学もポリス政治からの逃避と、個人の心の平安の追求を説くようになり、心の平安を得るために克己禁欲こっききんよくを重視するストア派や、精神的快楽(苦しみのない魂の平静の境地)を求めるエピクロス派が盛んになった。コスモポリタニズムに賛同する人々をコスモポリタンとよぶ。