バクセイ・チャムクロン 世界遺産「アンコール遺跡」のひとつ。ヒンドゥー教シヴァ神が祀られシヴァの金色の像を保持していたヒンドゥー教寺院。 息子である王ハルシャヴァルマン1世により、父ヤショヴァルマン1世に捧げられ、ラージェンドラヴァルマン2世(944-968年)によって完成した。 南大門からアンコール・トムに入るとき左側に見られる。
バクセイ・チャムクロン
概要
バクセイ・チャムクロンという名は、「翼下で護る鳥」を意味し、王が攻囲されたアンコールから逃れようとしていた時、巨大な鳥が舞い降りて、その翼の下で王を護ったという伝説に由来する。 この寺院は、煉瓦やラテライトなどの耐久性のある素材と砂岩の装飾により建築された最初の寺院の1つである。 寺院の外面の化粧漆喰(スタッコ)は大半が失われている。中心の砂岩のまぐさ(リンテル)は、インドラが3つの頭の象アイラーヴァタの上に立っている細かな彫刻で装飾されている。 花輪模様がインドラの両側から、遺跡に一般的な様式で広がる。碑文が小さい扉口の両側にある。参考
アンコール遺跡リストマップ
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