フランシスコ・デ・アルメイダ
フランシスコ・デ・アルメイダ ©Public Domain

フランシスコ・デ・アルメイダ


フランシスコ・デ・アルメイダ (1450頃〜1510)
ポルトガルの貴族。インド西海岸ディウ沖の戦いでインド、マムルーク朝の連合軍を破り、インド洋世界のポルトガルの勢力拡大に活躍した。ポルトガルの初代インド副王。

フランシスコ・デ・アルメイダ

近代ヨーロッパの成立

ヨーロッパ世界の拡大

ポルトガルの植民地と貿易
ヨーロッパ人の東アジア進出 ポルトガルの植民地と貿易 大航海時代 大航海時代地図
大航海時代地図 ©世界の歴史まっぷ

1500年、第2次インド航海が13隻からなるカブラル船隊によりおこなわれた。ペドロ・アルヴァレス・カブラル(1460頃〜1526)はブラジルに漂着したあと、南大西洋を横切りインドにいたった。リスボンからは、東方貿易の利益を独占すべく、毎年インドに船隊が送りだされた。しかし、インド洋全域にわたってすでにムスリム商人が商業支配権を維持していた。彼らによる貿易活動はトルコ・エジプト・ヴェネツィアの利益とも結びついていた(マムルーク朝)。ヴェネツィアの支援をうけ、エジプトはポルトガルをこの海域から排除しようとしたが、1509年インド西海岸ディウ沖の戦い(ディーウ沖の海戦)で、フランシスコ・デ・アルメイダ(1450頃〜1510)の率いるポルトガル船隊にその艦隊は撃破された。

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