プラサット・バイ
プラサット・バイ @Wikipedia

プラサット・バイ


プラサット・バイ
10世紀に、ヤショヴァルマン1世(在位889-910年)によってシヴァ神に捧げられたヒンドゥー教寺院であり、カンボジアにある世界遺産「アンコール遺跡」のうち、アンコール・トムに入場する南大門の西側にあり、バクセイ・チャムクロンの北西に位置する。
プラサット・バイは、その名(「バイ」はクメール語で3)のとおり3つの塔により構成される寺院遺跡であり、1960年代に修復されている。

プラサット・バイ

構造

南北一列に並ぶ煉瓦で造られた3塔の四角形の祠堂はバケン様式で建てられており、中央の塔は高さ10メートルにおよぶが、北側の塔は未完成であり、また南側の塔は上部が欠落している。
各祠堂の東側正面に開かれた砂岩の扉の両側は、八角形の柱で装飾され、その中央祠堂入口のまぐさ(リンテル)の中央には、3つの頭をもつゾウの上に乗ったインドラが彫られている。
また、3祠堂の東側を除く他の3面には、砂岩の偽扉が見られる。基壇は24×10メートルで、ラテライトおよび砂岩からなる。

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アンコール遺跡リストマップ

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