ホビット (ホモ・フロレシエンシス Homo floresiensis)10万〜1.5万年前
2003年にインドネシアのフローレス島で発見された、小型原人ホモ・フローレシエンシス。小説指輪物語の小人たちになぞらえ、ホビットと呼ばれる。獰猛な動物たちのいる島へ、いつどうやって渡ったのか?体も脳も、ここまで小型化したのはなぜか?1万数千年前まで生き残ったあと、どうして消えたのか?謎はつきない。
ホビット
2003年にインドネシアのフローレス島で発見された、小型原人ホモ・フローレシエンシス。小説指輪物語の小人たちになぞらえ、ホビットと呼ばれる。獰猛な動物たちのいる島へ、いつどうやって渡ったのか?体も脳も、ここまで小型化したのはなぜか?1万数千年前まで生き残ったあと、どうして消えたのか?謎はつきない。
国立科学博物館
![ホモ・フローレシエンシス ホビット](https://b1828211.smushcdn.com/1828211/wp-content/uploads/2021/06/IMG_2323.jpg?lossy=1&strip=1&webp=1)
ハイビジョン特集 世紀の大発見 謎の小型人類~もうひとつの「指輪物語」~
![ホモ・フロレシエンシス](https://b1828211.smushcdn.com/1828211/wp-content/uploads/2021/06/Homo_floresiensis_cave.jpg?lossy=1&strip=1&webp=1)
2003年(平成15年)、インドネシアのフローレス島で小型人類、ホモ・フロレシエンシスの骨が発見された。成人の身長は約1メートル、脳は私たちの3分の1で400ミリリットルしかない。しかし、精密な石器をつくるなど、高度な能力を発揮していた。チンパンジー並みの小さい脳で、なぜそんなことができたのであろうか。逆に、私たちの脳はなぜ大きくなったのであろうか。人類史の研究成果から人間の根源に迫る。
参考 ハイビジョン特集 世紀の大発見 謎の小型人類~もうひとつの「指輪物語」~ | NHK放送史(動画・記事)
フローレス島
インドネシアのフローレス島は、 アジア大陸とつながったことがなく、種類は少ないが独特な動物たちが暮らしていた。このような辺境の地で、驚くべき人類の歴史が繰り広げられていたことが、最近の調査でわかってきた。
![](https://b1828211.smushcdn.com/1828211/wp-content/uploads/2021/06/Homo_floresiensis_v_2-0.jpg?lossy=1&strip=1&webp=1)
![Homo floresiensis woman](https://b1828211.smushcdn.com/1828211/wp-content/uploads/2021/06/Em_-_Homo_floresiensis_woman_-_3.jpg?lossy=1&strip=1&webp=1)