モノモタパ王国 (11世紀〜19世紀)
11世紀ころからジンバブエを中心におこった王国。豊かな鉱物資源とインド洋貿易によって栄えた。王国は15世紀ころに最盛期を迎え、ジンバブエから出土するインド産のガラス玉や中国の陶磁器はその繁栄ぶりをよく物語っている。
モノモタパ王国
インド洋貿易で金・象牙を輸出し、15世紀に最も繁栄した。
イスラーム世界の形成と発展
インド・東南アジア・アフリカのイスラーム化
アフリカのイスラーム化
南方のザンベジ川南部でも、11世紀ころからジンバブエを中心にモノモタパ王国がおこり、豊かな鉱物資源とインド洋貿易によって栄えた。王国は15世紀ころに最盛期を迎え、ジンバブエから出土するインド産のガラス玉や中国の陶磁器はその繁栄ぶりをよく物語っている。
世界遺産
大ジンバブエ遺跡
ジンバブエ高原の南端にある、ショナ族が11〜15世紀に築いた都市遺跡で「アクロポリス」と「神殿」「谷の遺跡」からなる。最盛期の15世紀には約2万人が暮らしたが、1450年頃に放棄された。丘の上の「アクロポリス」は王の都市であったと考えられており、石壁で楕円形に囲まれた「神殿」は、円錐形の塔を挟んで祭壇の空間と生活の空間に分けられていた。「谷の遺跡」には、高度な技術で築かれた石の住居が並んでいる。
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