リッタの聖母
リッタの聖母(レオナルド・ダ・ヴィンチ画/エルミタージュ美術館蔵)©Public Domain

リッタの聖母


リッタの聖母 (Wikipedia)
『リッタの聖母』
イタリア語: Madonna Litta
Leonardo da Vinci attributed - Madonna Litta.jpg
作者レオナルド・ダ・ヴィンチとされる
製作年1490-1491年
種類卵テンペラで、後世にキャンバスに移植
寸法42 cm × 33 cm (17 in × 13 in)
所蔵エルミタージュ美術館サンクトペテルブルク

リッタの聖母』(リッタのせいぼ、: Madonna Litta)は、1490年から1491年ルネサンス期のイタリア人芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたといわれる絵画。19世紀にミラノ貴族のリッタ家が所有していたことから『リッタの聖母』と呼ばれており、現在はサンクトペテルブルクエルミタージュ美術館が所蔵している。「授乳の聖母 (en:Madonna lactans)」と呼ばれる、幼児キリストに母乳を与える聖母マリアを描いた作品である。レオナルドのキャリア初期の作品である『カーネーションの聖母』とよく似た、アーチ状の二つの窓がある薄暗い背景に人物像が配されており、窓外には空気遠近法を使用した山並みの風景が描かれている。幼児キリストが左手に握っているゴールドフィンチは、キリストの受難の象徴となっている。

『リッタの聖母』の作者については、研究者の間でも意見が分かれている。レオナルドの弟子であるジョヴァンニ・アントーニオ・ボルトラッフィオ (en:Giovanni Antonio Boltraffio) やマルコ・ドッジョーノ (en:Marco d'Oggione) の作だとする研究者もいるが、『リッタの聖母』を所蔵するエルミタージュ美術館はレオナルドの真作だとしている。

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