林子平
開国兵談(林子平著/1791年刊)画像出典:山川 詳説日本史図録

林子平

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林子平 はやししへい(A.D.1738〜A.D.1793) 江戸時代中期の経世家。寛政三奇人の一人。江戸、長崎に遊学しオランダ商館や蘭学者の間に出入りして海外情勢に関する認識を深める。『三国通覧図説』『海国兵談』などで外国による日本侵攻の危険を指摘し、軍備の充実や海岸防備の強化を主張したが、幕府は「奇怪異説」を説いて人心を惑わすとして版木を没収し、禁錮刑を科して弾圧した(寛政の改革)。