西川如見 にしかわじょけん (A.D.1648〜A.D.1724) 天文・地理学者。長崎出身。天文暦算から地理・経済にも通じる。1719年、8代将軍吉宗に招かれて江戸に下る。長崎で見聞した海外事情・通商関係を『華夷通商考』で記述。地域は朝鮮・中国・台湾・南洋・インド・西洋などに及ぶ。
西川如見
天文・地理学者。長崎出身。天文暦算から地理・経済にも通じる。1719年、8代将軍吉宗に招かれて江戸に下る。 『華夷通商考』:西川如見の著書。1695年刊。上下2巻。如見が長崎で見聞した海外事情・通商関係を記述。地域は朝鮮・中国・台湾・南洋・インド・西洋などに及ぶ。参考 日本史用語集―A・B共用
幕藩体制の動揺
化政文化
洋学の発達
化政文化 洋学
西川如見(1648-1724) | 天文暦算家。長崎出身で将軍吉宗に招かれて江戸へ。長崎で見聞した海外事情を『華夷通商考』で記述。 |
新井白石(1657-1725) | イタリア人宣教師シドッチの尋問で得た世界の地理・風俗を『西洋記聞』『采覧異言』で著述。 |
青木昆陽(1698-1769) | 将軍吉宗の命でオランダ語を学び、甘藷(さつまいも)栽培を進める。『蕃薯考』『和蘭文字略考』 |
野呂元丈(1693-1761) | 本草学者。将軍吉宗の命でオランダ薬物学を研究。『阿蘭陀本草和解』 |
山脇東洋(1705-62) | 古医方(実験を重んじる漢代の医方)による日本初の解剖書『蔵志』を著した。 |
前野良沢(1723-1803) | 杉田玄白と『解体新書』を訳述。 |
杉田玄白(1733-1817) | 前野良沢と『解体新書』を訳述。『蘭学事始』 |
大槻玄沢(1757-1827) | 蘭医。江戸に芝蘭堂を開く。『蘭学階梯』 |
宇田川玄随(1755-97) | 日本初のオランダ内科書『西説内科撰要』を著述。 |
宇田川榕菴(1798-1846) | イギリスの化学書を翻訳。『舎密開宗』 |
稲村三伯(1758-1811) | 最初の蘭日対訳辞書『ハルマ和解』(ハルマの蘭仏辞典を和訳)を作成。 |
志筑忠雄(1760-1806) | 『暦象新書』を訳述して、ニュートンの万有引力やコペルニクスの地動説を紹介。ドイツ人医師ケンペルの『日本誌』を翻訳して『鎖国論』と題した。 |
参考