アイスレーベンとヴィッテンベルクにある ルター記念建造物群
宗教改革の指導者マルティン・ルターが生まれ、またこの世を去った街・アイスレーベンと九十五カ条の論題を貼り出したヴィッテンベルク。ルターの生家と逝去した家、ヴィッテンベルクのルターの住居、ルターの同志メランヒトンの家、聖マリア聖堂、ヴィッテンベルク城の付属聖堂の6つである。これらの建造物群からは、宗教改革を成しとげたルターの足跡がうかがえる。世界遺産。
アイスレーベンとヴィッテンベルクにある ルター記念建造物群
ルターゆかりのドイツ宗教改革の舞台
アイスレーベンは宗教改革の指導者マルティン・ルターが生まれ、またこの世を去った街である。ルターの宗教改革は、1517年にルターがヴィッテンベルク城の付属聖堂の玄関扉に貼り出した九十五カ条の論題において、カトリック教会の贖宥状販売を批判したことに始まる。以後、カトリック教会などと厳しく対立したルターは、聖書のドイツ語翻訳、ルター派教会の設立などを通じてヨーロッパの歴史を大きく動かした。
世界遺産に登録されている建造物は、アイスレーベンのルターの生家と逝去した家、ヴィッテンベルクのルターの住居、ルターの同志メランヒトンの家、聖マリア聖堂、ヴィッテンベルク城の付属聖堂の6つである。これらの建造物群からは、宗教改革を成しとげたルターの足跡がうかがえる。