アヌビス
アヌビス

アヌビス


アヌビス (Anubis)
エジプト神話に登場する冥界の神。ミイラづくりの神。犬またはジャッカルの頭部を持つ半獣。またはジャッカルそのもの。
ミイラづくりの責任者はアヌビスの格好をした。

アヌビス

概要

エジプトの中でも比較的に古い時期から崇拝されていた神でミイラづくりの神であり、犬またはジャッカルの頭部を持つ半獣もしくはジャッカルそのものの姿で描かれた。これは古代エジプトにおいて、墓場の周囲を徘徊する犬またはジャッカルの様子を死者を守ってくれているのだと考えられたからである。また、そもそもアヌビスはセトのモデルとなった動物と同じく、ジャッカルや犬と似てはいるが現在は絶滅してしまった別のイヌ科の動物や想像上の動物がモデルであるとする説もある。その身体はミイラ製造時に防腐処理のために遺体にタールを塗りこみ黒くなるのに関連して真っ黒だった。

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