ドヴァーラヴァティー王国 (7世紀〜11世紀頃)
タイのチャオプラヤ川(メナム川)下流におこったモン人の国家。上座部仏教を信仰し、独特の寺院建築、仏像彫刻を残した。ミャンマー人、タイ人の諸国に圧迫されてしだいに衰えた。今日モン人は少数民族として残存しているにすぎない。
ドヴァーラヴァティー王国
アジア・アメリカの古代文明
東南アジアの諸文明
民族国家の形成
モン人(タイ)
モン人は、ミャンマー人やタイ人の南下以前にミャンマー南部、タイ中部・西部などに居住し、7〜8世紀にメナム(チャオプラヤ)川下流域にドヴァーラヴァティー王国を建国している(〜11世紀)。
その後もミャンマー南部のタトンやペグーなどに数王国をたてたが、ミャンマー人、タイ人の諸国に圧迫されてしだいに衰えた。なお、モン人の間では早くよりスリランカ系の上座部仏教が信仰されており、独特の寺院建築、仏像彫刻を残した。その文化は周辺諸民族に影響を与えている。今日モン人は少数民族として残存しているにすぎない。
モン人は、ミャンマー人やタイ人の南下以前にミャンマー南部、タイ中部・西部などに居住し、7〜8世紀にメナム(チャオプラヤ)川下流域にドヴァーラヴァティー王国を建国している(〜11世紀)。
その後もミャンマー南部のタトンやペグーなどに数王国をたてたが、ミャンマー人、タイ人の諸国に圧迫されてしだいに衰えた。なお、モン人の間では早くよりスリランカ系の上座部仏教が信仰されており、独特の寺院建築、仏像彫刻を残した。その文化は周辺諸民族に影響を与えている。今日モン人は少数民族として残存しているにすぎない。