ニューディール New Deal
1930年代、世界恐慌対策としてフランクリン=ローズヴェルト政権が実施した政策の総称。「新規まき直し」といった意味で、ローズヴェルトが大統領選挙で掲げたスローガン。連邦政府の権限を強化し、積極的な経済統制をはかり、従来の自由放任政策を転換した。
ニューディール
- 1930年代、恐慌対策としてローズヴェルト政権が実施した政策の総称。「新規まき直し」といった意味で、ローズヴェルトが大統領選挙で掲げたスローガン。連邦政府の権限を強化し、積極的な経済統制をはかり、従来の自由放任政策を転換した。
- New Deal は「新規まき直し」の意味。大恐慌の1933年、アメリカ第32代大統領ローズヴェルトが不況を克服するため推進した社会資本を充実させた政策。
二つの世界大戦
第一次世界大戦とロシア革命
第一次世界大戦の勃発
しかし1929年、ニューヨークのウォール街における株の大暴落を端緒とする世界経済恐慌は資本主義諸国を直撃し、国際的協調体制を崩壊させた。アメリカは広大な国土を背景にニューディール政策を進め、英・仏はブロック経済体制をとってこの危機を乗り越えようとした。それに対して独・伊・日などの後進資本主義諸国は大衆を組織しつつ、統制色の強い全体主義体制を樹立し、植民地の再編成を軍事力をもって解決しようとした。このためヨーロッパでは反ファシズムの抵抗運動が展開され、アジア諸国では独立と解放のための戦いがおこって、世界は再び緊張の渦に巻きこまれ、ついに1939年から第二次世界大戦に突入した。
- 第一次世界大戦の勃発 | 世界の歴史まっぷ
二つの世界大戦とアジア
軍部の台頭
恐慌からの脱出
世界恐慌への対応策として、アメリカは1933(昭和8)年以来、フランクリン=ローズヴェルト( Franklin Roosevelt, 1882〜1945)大統領のもとで、政府資金を投入して農業を保護し、大規模な公共事業をおこすなど、いわゆるニューディール政策を実施して経済危機を乗り切った。