単雄信 (581年〜621年)
単雄信は、二賢荘の主人で、十三省の緑林を統べる元締め。旧知の仲だった秦瓊が病に倒れ困窮したときはその危機を救った。妹・単盈盈の奔放な気性に手を焼きながらも可愛がっている。羅成とは当初対立するが、後に和解、瓦崗寨の同志として共に戦った。李密を見限って瓦崗寨を離れた後、王世充の娘と結婚。秦瓊らに唐への帰順を勧められるも、かつて李世民の父・李淵の軍に一族を殺された恨みから拒絶する。(隋唐演義)
単雄信
単雄信は、中国の隋末唐初の人物。本貫は曹州済陰。
経歴
- 616年、翟讓が隋に反抗して叛乱を起こすと、雄信は徐世勣とともに翟讓の軍に投じた。騎兵突撃用の長槍(槊)を用いるのを得意として「飛将」と号された。617年、李密が魏公となると、左武候大将軍に任ぜられた。
- 618年、李密が偃師で大敗すると、雄信は王世充に帰順して大将軍となった。621年、李世民が東都を攻撃すると、雄信はこれを迎撃して唐軍の李世民本陣に肉薄した。勇戦したが唐軍に捕らえられ、洛水の渚の上で斬られた。享年は41。
単雄信が登場する作品
「隋唐演義」
二賢荘の主人で、十三省の緑林を統べる元締め。旧知の仲だった秦瓊が病に倒れ困窮したときはその危機を救った。妹・単盈盈の奔放な気性に手を焼きながらも可愛がっている。羅成とは当初対立するが、後に和解、瓦崗寨の同志として共に戦った。李密を見限って瓦崗寨を離れた後、王世充の娘と結婚。秦瓊らに唐への帰順を勧められるも、かつて李世民の父・李淵の軍に一族を殺された恨みから拒絶する。
隋唐演義 集いし46人の英雄と滅びゆく帝国 登場人物とあらすじ – 世界の歴史まっぷ