最後の審判(ミケランジェロ)
1535年から6年の歳月をかけて描かれたシスティナ礼拝堂の「最後の審判(ミケランジェロ)」は、ミケランジェロ最晩年の傑作。世界の終末において、キリストが全人類に裁きを下す場面が描かれている。
システィナ礼拝堂の正面壁画「最後の審判」ミケランジェロは天井画の完成から約20年後、礼拝堂正面の祭壇画に着手した。彼の描く筋肉隆々のイエス・キリストが世界の終末に再臨し、凄まじい怒りのエネルギーで善人を蘇らせ昇天させ、悪人を地獄に追い落としている。総勢391人ともいわれる大群像劇。
参考 山川 詳説世界史図録