東洲斎写楽 とうしゅうさいしゃらく (生没年不詳)
18世紀末の浮世絵師。江戸に住み阿波藩に仕えた能役者というが、伝記不詳。1794〜95年のわずか1年間に、約140点の個性的役者絵と少数の相撲絵を残す。五世石川団十郎をモデルとした「市川鰕蔵」などが有名。版元はすべて蔦屋重三郎。
東洲斎写楽
18世紀末の浮世絵師。江戸に住み阿波藩に仕えた能役者というが、伝記不詳。1794〜95年のわずか1年間に、約140点の個性的役者絵と少数の相撲絵を残す。五世石川団十郎をモデルとした「市川鰕蔵」などが有名。版元はすべて蔦屋重三郎。
幕藩体制の動揺
化政文化
化政美術
寛政期には、『婦女人相十品』など多くの美人画を描いた喜多川歌麿(1753-1806)、個性豊かに役者絵・相撲絵を大首絵の手法を駆使して描いた東洲斎写楽(生没年不詳)らが優れた作品を生み出した。