血盟団事件 けつめいだんじけん
1932年、血盟団員による前蔵相井上準之助(2月)、団琢磨(3月)の暗殺事件をいう。血盟団は井上日召を中心とする右翼団体。一人一殺主義で、政・財界の要人暗殺を企図した。
血盟団事件
1932年、血盟団員による前蔵相井上準之助(2月)、団琢磨(3月)の暗殺事件をいう。血盟団は井上日召を中心とする右翼団体。一人一殺主義で、政・財界の要人暗殺を企図した。
二つの世界大戦とアジア
軍部の台頭
政党内閣の崩壊
1932(昭和7)年2月には前蔵相井上準之助、3月には三井合名理事長団琢磨(1858〜1932)らが相ついで血盟団員 ❷ によって暗殺された(血盟団事件)。
❷ 血盟団は井上日召(1886〜1967)を指導者とし、「一人一殺」を唱えたテロリズムの集団。井上準之助や団琢磨のほかにも、多くの政府首脳・政党幹部・財界指導者がねらわれていた。