アルゲアス朝 (紀元前700年〜紀元前310年)
マケドニア王国の最初の王朝。ドリス系のギリシア人により建国され、都市国家を形成せず、一夫多妻制を取るなど、古代ギリシアの他の地域とは違う制度を有していたが、言語と宗教は古代ギリシアの諸ポリスと同一であった。また、ヘーラクレースの血を引くと称し、アレクサンドロス1世が古代オリンピックにも参加した。アレクサンドロス3世は東方遠征でアケメネス朝ペルシアを滅ぼしヘレニズム文化を生んだ。
アルゲアス朝
歴代君主
- カラノス(マケドニア王) (紀元前808–紀元前778)
- コイノス(マケドニア王) (紀元前778–紀元前750)
- トゥリマス(マケドニア王) (紀元前750–紀元前700)
- ペルディッカス1世 (紀元前700–紀元前678)
- アルガイオス1世 (紀元前678–紀元前640)
- ピリッポス1世 (紀元前640–紀元前602)
- アエロポス1世 (紀元前602–紀元前576)
- アルケタス1世(マケドニア王) (紀元前576–紀元前547)
- アミュンタス1世 (紀元前547–紀元前498)
- アレクサンドロス1世(マケドニア王) (紀元前498–紀元前454)
- アルケタス2世(マケドニア王) (紀元前454–紀元前448)
- ペルディッカス2世 (紀元前448–紀元前413)
- アルケラオス1世 (紀元前413–紀元前399)
- オレステス(マケドニア王) とアエロポス2世 (紀元前399–紀元前396)
- アルケラオス2世 (紀元前396–紀元前393)
- アミュンタス2世 (紀元前393)
- パウサニアス(マケドニア王) (紀元前393)
- アミュンタス3世 (紀元前393)
- アルガイオス2世 (紀元前393–紀元前392)
- アミュンタス3世(復位) (紀元前392–紀元前370)
- アレクサンドロス2世(マケドニア王) (紀元前370–紀元前368)
- アロロスのプトレマイオス(摂政)(紀元前368–紀元前365)
- ペルディッカス3世 (紀元前365–紀元前359)
- アミュンタス4世 (紀元前359–紀元前356)
- ピリッポス2世 (紀元前359–紀元前336) カイロネイアの戦い(紀元前338)、コリントス同盟
- アレクサンドロス3世(大王) (紀元前336–紀元前323) イッソスの戦い(紀元前333)、ガウガメラの戦い、ヘレニズム
アンティパトロス(マケドニア摂政) (紀元前334–紀元前323) - ピリッポス3世 (紀元前323–紀元前317)名ばかりの王 ディアドコイ戦争(紀元前323〜紀元前281)
- アレクサンドロス4世 (紀元前323–紀元前310)名ばかりの王
ペルディッカス(マケドニア摂政) (紀元前323–紀元前321)
アンティパトロス(マケドニア摂政) (紀元前321–紀元前319)
ポリュペルコン(マケドニア摂政) (紀元前319–紀元前317)
カッサンドロス(マケドニア摂政) (紀元前317–紀元前306)
参考 Wikipedia