摂関政治
摂関政治
1 摂政
- 摂政:天皇の幼少時に政務を代行
- 関白:天皇が成人後、その後見役として政務を補佐
摂政・関白とも藤原氏の「氏長者」を兼ねる
2 摂関家の内紛
「氏長者」をめぐる争い(藤原実朝以降)
3 藤原氏全盛期
天皇と外戚(母方の親戚)関係を結び権力を掌握)
- 藤原●●●:4人の娘をつぎつぎと中宮・皇太子妃として入内させる
- ① ●●●・●●●・●●●の3代の天皇の外祖父(母方の祖父)として権勢を誇る(道長は摂政、内覧=関白に準ずる地位に就任)
- ② ●●●の日記『●●●』に「この世をば 我が世とぞ思う望月の かけたることも 無しと思へば」の長道の和歌
- ③ 華麗な阿弥陀堂の●●●寺を建立し、「御堂関白」と称される
- 藤原●●●:父長道の権勢のもと、3代の天皇在位期間、約50年にわたり摂政・関白の地位 宇治に平等院鳳凰堂を建て、「宇治殿」と称される
- 摂関家は宮中の人事権を掌握 中・下級貴族は摂関家などの家司(事務的な職員)となり、経済的に有利な国司(受領)の地位を熱望
- 重要職務は公卿会議の審議 陣定で決裁、次第に形骸化