アリアーニ洗礼堂
5世紀末、アリウス派のテオドリック(東ゴート王)がラヴェンナを掌握して首都に定め、洗礼堂として建てた。アリウス派洗礼堂とも呼ぶ。八角形で4つの小さな外枠をもち、モザイクは天井のドーム部分に残されている。天井のモザイク画はヨハネの洗礼を受けるイエス像。アリウス派は「父なる神、子なるイエス、および聖霊は同一である」という三位一体を認めずイエスを人と解釈したため、より人間らしく描かれている。世界遺産「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」に登録されている。
アリアーニ洗礼堂
装飾
正教会のネオニアーノ洗礼堂では、メダリオンに12人の使徒の中央にキリストを神の息子として描いている。アリアーニ洗礼堂は、宝石で飾られた大きな王座に敬意を表し、十字架を頂き、イエスの実体と人間の苦しみの象徴です。