池田屋事件 A.D.1864〜
近藤勇率いる新撰組が京都三条河原町の池田屋に集合した尊攘派を急襲、二十数人を殺傷・捕縛した事件。
池田屋事件
新撰組が京都三条河原町の池田屋に集合した尊攘派を急襲、二十数人を殺傷・捕縛した事件。
近代国家の成立
開国と幕末の動乱
公武合体と尊攘運動
八月十八日の政変で失った勢力を回復する機会をうかがつていた長州藩は、1864(元治元)年、京都守護職の指揮下で京都市中の警備にあたっていた近藤勇(1834〜68)ら新撰組によって京都の旅館池田屋で20数名の尊攘派志士が殺傷された池田屋事件に憤激し、藩兵を京都に攻めのぼらせた。しかし、迎え撃った幕府側の薩摩·会津・桑名の藩兵と京都御所付近で戦い、敗走した。
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