テル=エル=アマルナ Tell el-Amarna
エジプトのミニヤー県に位置する。多数の古代エジプトの考古遺跡がある。
エジプト新王国 第18王朝後期のファラオ・アメンホテプ4世が、自身をイクナートンと名乗り、アトン神を信仰する新興宗教のために新首都としてアマルナを建設したがアメンホテプ4世の死後すぐに放棄された。(古代都市名: アケトアトン)
現在都市の遺跡が保存されている。
テル=エル=アマルナ
- テル=エル=アマルナ:テーベとメンフィスの中間にある、ナイル右岸の都市。アメンホテプ4世が建設し遷都したが、王の死後放棄された。エジプトとオリエント諸国との当時の外交書簡であるアマルナ文書が、19世紀に発見された。
- アマルナ美術:前14世紀、エジプトに栄えた写美的芸術。アメンホテプ4世の宗教改革にともない、芸術面でも伝統から離れた自由な表現が登場した。
- アマルナ文書:アマルナ文書の多くは、エジプト第18王朝のファラオ・アメンホテプ4世時代(在位:紀元前1353年頃-紀元前1336年頃)の外交政策と国際関係を示した史料で、紀元前14世紀の古代オリエントを知るための重要な情報源のひとつとされており、ベルリン博物館、大英博物館、カイロ博物館などに収蔵されている。
紀元前15世紀のオリエント諸国
出土品
ネフェルティティの胸像
エジプト新王国時代の第18王朝のファラオ・アメンホテプ4世の正妃ネフェルティティをモデルとした彩色石灰岩彫刻。古代エジプトの芸術作品のうちで多く模倣された作品の一つで、ネフェルティティは女性美の象徴としてもっとも有名な古代の女性のひとりとなった。この胸像は古代エジプトの彫刻家トトメス (Thutmose) が紀元前1345年に制作したものとされている 。
アマルナ文書
アマルナ文書の多くは、エジプト第18王朝のファラオ・アメンホテプ4世時代(在位:紀元前1353年頃-紀元前1336年頃)の外交政策と国際関係を示した史料で、紀元前14世紀の古代オリエントを知るための重要な情報源のひとつとされており、ベルリン博物館、大英博物館、カイロ博物館などに収蔵されている。
同義語
アケトアテン,
アマルナ文書,
アマルナ美術