三国志 Three Kingdoms 登場人物
三国志 Three Kingdoms ©中国伝媒大学電視制作中心、北京東方恒和影視文化有限公司

三国志 Three Kingdoms あらすじ 全95話

ドラマ


第5部:奸雄終命

第5部:奸雄終命

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三つ巴の戦いが激化し、関羽が討ち死に。

では、曹操が病に倒れ、曹丕が後継者となる。

曹操に父の馬騰(ばとう)を殺された馬超(ばちょう)は、西涼郡を率いて潼関(どうかん)に攻め入る。曹操は自ら兵を率いて出陣するが、緒戦は大敗。その後は一進一退の攻防が繰り広げられる。馬超の陣営では、戦局をめぐって議論が行われたが、韓遂(かんすい)が和平を提案。曹操と長い会談をしたことで、馬超の心に韓遂への猜疑心(さいぎしん)が生まれる。そのすきを狙って、曹操は西涼軍を破り、西涼を奪い取る。馬超は張(ちょうろ)に助けを求めて逃げ込み、曹操軍が大勝する。張魯は馬超に3万の兵を与え、劉備を攻めさせる。馬超の凄まじい戦いぶりに手を焼いていた孔明は策を巡らせ、張魯と馬超を仲違いさせ、馬超を劉備の配下とすることに成功する。一方、荊州奪還を目論む孫権は、呂蒙(りょもう)を送り込んで関羽と戦わせる。関羽の部下たちが全員討ち死にすると、関羽は毅然として自ら命を絶つ。孫権から関羽の首を受け取った曹操は手厚く葬るが、その時曹操も不治の病に冒されていた。曹操は曹丕を後継者に任命し、志半ばで死去する。

劉備に対する敵役として描かれることの多い曹操。本作では逆に中心人物となっているため、曹操の後継者争いもしっかりと描かれている。曹植(そうしょく)と曹丕の(そうひ)の争いに司馬懿(しばい)がどう関わっていくのか、後継者争いがスリリングに展開する。そして、中国では神格化されている人気キャラクター、関羽の死も局面を大きく揺るがす。さらに曹操も亡くなり、いよいよ物語は終盤へと向かう。

第58話「諸葛亮、喪に服す」

周瑜は臨終の際、大都督の後任に魯粛を、と言い残した。戸惑いを見せる魯粛だったが、孫権に説得され兵符を受け取る。葬儀が行われると、周瑜の死を招いた張本人である諸葛亮が現れる。反感を持つ武将たちに囲まれる中、諸葛亮は感動的な弔辞で涙を誘う。しかし、そこに酔っぱらいが現れ、周瑜を侮辱する。その男こそ、魯粛と諸葛亮が登用しようと狙っていた奇才、龐統だった。

第59話「銅雀台に詩を戦わす」

劉備は耒陽県の龐統を訪ね、酒をふるまう。あつい歓待を受けた龐統は、一度は絶望した仕官を継続し、劉備に忠誠を誓う。一方、曹操は絢爛豪華な高台「銅雀台」を建築し、士気高揚のために宴を催す。武芸に長けた曹彰は弓の腕前を披露し、曹植は詩文比べで才能を見せるが、長男の曹丕は献帝を讃える拙い詩を披露し、不評を買う。その様子を見ていた司馬懿はひとつの決断をする…。

新しい登場人物

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第60話「馬騰、都に入る」

司馬懿は曹丕の賓客になる決意を固めるが、曹植の賓客になるよう望んでいた曹操の怒りを買い、城を追われてしまう。西涼の馬騰の存在を疎ましく思っていた曹操は、荀彧の策を入れて、まず馬騰を前将軍に任命し、孫権討伐の命令を下した後、許都に立ち寄ったところを襲うという計画を立てる。しかし、曹操の姦計を見抜いた馬騰は、逆に曹操を暗殺して許都を奪おうと目論む…。

第61話「曹丕に罪を問う」

馬騰は軍を引き連れて城内に攻め込むが、曹操の待ち伏せに遭い、抗戦の末、打ち首に処される。捕らえられて拷問を受けた黄奎は、一味の名を書いた自白状の最後に曹丕の名を書き、自害。荀彧から報告を受けた曹操は曹丕を連れてくるよう命じる。曹丕はその知らせに驚き、司馬懿に助けを求める。司馬懿は、曹丕に絶対に罪を認めず、逆に曹植こそ黒幕だと言うように、と助言する…。

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第62話「衣を脱ぎ馬超と戦う」

馬超率いる西涼軍に大敗した曹操は、服を脱ぎ、髭を切り落とし、命からがら逃げきった。さらに、韓遂が馬超の援軍にやってきたと聞くと、曹操は10万の兵で対抗する決意を固める。奇襲に遭い船の大半を失った曹操だったが、城を建てて抗戦。馬超と許褚が激戦を交わす中、徐晃率いる精鋭部隊が後方から馬超を挟み撃ちし、西涼軍を破る。韓遂は馬超に曹操との和平を提案するが…。

第63話「張松、辱めを受ける」

馬超は漢中に敗走し、張魯のもとに身を寄せる。西川では、張松が太守の劉璋に、曹操と手を組んで張魯に対抗するよう提案する。張松は法正と酒を酌み交わし、愚鈍な劉璋には大業など成し得ないと嘆き、西川を曹操に献上することで、より有能な主君を得ようと決意する。張松は曹操に面会を求めるが、拒否されてしまう。程昱が曹操を説得したことで、ようやく謁見を許されるが…。

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第64話「張松、地図を献ず」

曹操に侮辱された張松は、劉備のもとに向かい、歓待を受ける。張松は劉備に西川を献上したいと願うが、劉備は劉璋の領土を騙し取ることを固辞する。龐統から助言を受けた張松は、劉備を迎え入れて張魯に対抗しようと劉璋を説得。心動かされた劉璋は、法正を劉備のところに派遣する。劉備は西川に行くことは承知するが、西川を奪うという法正の提案にはやはり応えないのだった。

第65話「江を遮り阿斗を奪う」

龐統は劉備に西川を取らせるため、宴会で魏延に剣舞を踊らせ、劉璋を暗殺しようと企てる。しかし、劉備は剣舞に不快感を示して止めさせる。その後、劉備は張魯軍に対して出陣し、劉璋を感動させるのだった。劉備が荊州を出たことを知った孫権は、攻撃を仕掛けるために、妹で劉備の妻である小妹を江東に戻らせる。趙雲は小妹が連れ出した劉備の息子・阿斗を取り返しに向かう…。

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第66話「落鳳坡」

龐統の計略によって、劉璋は自らの部下である張松を殺し、西川軍を率いて劉備を討とうとする。さらに、落鳳坡で龐統が殺害されたことで、劉備はついに劉璋と戦う決心をする。龐統は自らの死をもって劉備に出陣の名目を与えたのだった。龐統が死んだという知らせを受けた諸葛亮は、荊州を関羽に預け、劉備の援軍に向かう。劉璋は領地を張魯に割譲し、劉備軍に対抗しようとする。

第67話「劉備、益州を領す」

張魯が送り込んだ馬超に対して、劉備は張飛をぶつけるが、二人の一騎打ちは夜になっても決着がつかない。馬超の勇猛な戦いぶりに感心する劉備を見た諸葛亮は、張魯と馬超を仲違いさせ、馬超を投降させることに成功する。劉備側についた馬超は、軍を率いて益州を攻め取り、劉璋は城を開け渡して投降する。の主となった劉備は、秩序ある国を目指し、厳しい法や刑罰を制定する。

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第68話「単刀会」

諸葛亮のもとに兄の諸葛瑾がやってきて、劉備が荊州を返さなければ、諸葛瑾一族が皆殺しにされると嘆く。諸葛亮は、劉備に頼みこみ、まず荊州三郡を返すことにしてもらう。最初は反対していた関羽も、魯粛に敬服し、三郡を返すことに同意する。病気の身で無理をした魯粛は、孫権へ手紙を書こうとするが息絶える。その頃、許都では、献帝が曹操を魏王に任命しようとしていた。

第69話「曹丕、乱を平らぐ」

掟を破って白馬門を通ろうとした曹植(そうしょく)を必死で止めた荀彧(じゅんいく)。そこに現れた曹操は、曹植を叱責することなく、門番を処刑する。荀彧は曹操に必要とされていないことを悟り、自害する。それを知った耿紀(こうき)ら反曹操派は反乱を起こすが、失敗に終わり、処刑されてしまう。まだ反乱分子がいると思い、曹丕にまで疑いをかけた曹操だが、自分を助けようとした曹丕のことを認め、世継ぎとする。

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第70話「楊修の死」

定軍山で黄忠に攻められていた夏侯淵は曹操に助けを求めるが、曹操は援軍を送らず、夏侯淵は黄忠に殺される。曹操は“鶏の肋骨”という合い言葉を全軍に広めるが、その意味を曲解して撤退を始めた楊修に激怒し、処刑する。劉備の攻勢に押される中、曹操は激しい頭痛に襲われ失神。司馬懿は撤退の命令を下す。勝利に湧く劉備の陣営では、皆が劉備に王になることを勧めていた。

第71話「骨を削り毒を除く」

関羽の侮辱的な態度に怒った孫権は、荊州に攻め入ることを決意する。一方、関羽は全兵力を樊城に進軍させて戦い、曹軍の龐徳を水攻めにして破る。毒矢を射られ負傷した関羽だったが、名医の華佗が骨を削って治療する間、碁を打ち続け、皆を感心させる。呂蒙が病に倒れ、孫権から臨時に大都督とされた陸遜は、呂蒙は仮病であり、関羽の兵力を樊城に集中させるつもりだと悟る。

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第72話「麦城に敗走す」

徐晃が曹操に命じられて関羽と激戦を繰り広げている間に、呂蒙が荊州の城を落としていた。陸遜から、荊州攻略後は関羽を追わないようにと言われていた呂蒙だが、精鋭部隊に追撃させる。呂蒙に追いつめられた関羽は、腕の傷がもとで落馬し、麦城に敗走する。呂蒙に攻め込まれ、関平らが殺されていくのを見届けた後、ついに関羽は毅然として自らの首を斬って死ぬのだった…。

第73話「曹操薨去」

関羽討ち死の知らせを受けた劉備は悲嘆にくれる。一方、許都では、曹操が孫権から送られてきた関羽の首を受け取り、部下に手厚く葬るよう命令する。またもや頭痛による発作が起きた曹操は、華佗を治療に呼び寄せるが、頭を切開するという華佗の提案に怒り、投獄してしまう。曹操が帝位につくことを望む声が次々と挙がる中、曹操は曹丕を次の魏王にすることを言い遺して息絶える…。

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