三国志 Three Kingdoms 登場人物
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三国志 Three Kingdoms あらすじ 全95話

ドラマ


第4部:荊州争奪

第4部:荊州争奪

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才人・司馬懿が曹操に見出されて大出世。
周瑜は、荊州をめぐり打倒劉備・孔明に燃える

曹操司馬懿(しばい)の才能を高く買い、息子の曹沖(そうちゅう)の補佐につけるが、曹沖は何者かに毒殺される。荊州(けいしゅう)をめぐって、周瑜(しゅうゆ)、劉備(りゅうび)、曹仁(そうじん)による争奪戦が起こるが、周瑜が曹仁を倒している間に、荊州は劉備のものとなった。荊州を取り戻すつもりの周瑜は、孫権の妹を餌に劉備をおびき寄せるという作戦を立てる。縁談を持ちかけられた劉備は、孫権との同盟をより強くできると考え、荊州を孔明にまかせて江東へと向かう。何も知らなかった孫権と皇太后は周瑜を叱責するが、大勢を考慮して周瑜の計画を採用することにする。劉備を罠にかけるはずが、孫権の妹の小妹は劉備の心意気に感動し、本当の夫婦となる。周瑜は豪華な生活で劉備を堕落させる作戦へと変更するが、劉備は趙雲とともに脱出。周瑜は軍を引き連れて戦いを挑むが、孔明の巧妙な作戦の前に敗れ去る。病を悪化させた周瑜は、孔明が自分と同じ時代に生まれたことを嘆きながら、息を引き取るのだった。

赤壁の戦いが終了した後も激しい勢力争いは続く。連合軍として共に戦った孫権軍と劉備軍だが、孔明に対する周瑜(しゅうゆ)の敵対心は強く、同名は名ばかりの状態。周瑜の執念深い謀略と攻撃が中盤の見どころと言えるだろう。そして、史実にはほとんど残ってないが、孫権の妹である孫小妹(別名: 孫尚香(そんしょうこう)も本作では孫権と劉備の争いの鍵を握る人物として物語を華やかに彩る。

第43話「司馬懿、出仕す」

曹操を逃がした関羽諸葛亮が処刑を言い渡すと、劉備が「桃園の誓い」を守るため、先に自決すると言い出す。から様子を見に来ていた粛が諸葛亮をなだめると、諸葛亮はすんなりと関羽を許す。諸葛亮は一芝居打ち、魯粛も劉備との同盟を保つためにその芝居に乗ったのだった。一方、曹操は部下たちと敗因を分析していた。だが、その中にひとり、居眠りをしている者がいた…。

新しい登場人物

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第44話「曹操、華北に帰る」

曹操は司馬懿に、許都に帰って息子の曹冲の補佐役につくようにと命ずる。司馬懿は断わろうとするが、天下統一が一代で成し遂げられないなら後継者を育てるしかなく、優れた補佐がいて、初めてその希望が実現するのだと語る曹操の言葉に心を動かされ、曹操の命を受け入れる。北に引き返そうとした曹操は、馬騰と韓遂が曹操のいぬ間に許都を乗っ取ろうとしているとの知らせを受ける。

第45話「曹沖の死」

曹操は曹冲を寵愛しており、曹丕は曹操に迎合して弟の聡明さを褒めたたえる。それを見た司馬懿は曹丕の計算高さを知るのだった。馬騰の退却を知った曹操は安心し、司馬懿を正式に曹冲の賓客として迎えるが、その夜、曹冲と曹丕が何かに咬まれて重篤となる。結局、曹冲は毒死し、曹丕は回復する。曹操は曹冲暗殺の首謀者に気づくが、荀彧にこのことは決して口外しないよう命令する。

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第46話「荊州を争う」

劉琦と劉備が兵を率いて荊州に攻め入ろうとしていると呂蒙から報告を受けた周瑜は、真偽を確かめるために劉備の陣営に自ら乗り込む。劉備から南郡を攻めると聞かされた周瑜は、南郡を取るべきなのは孫権側だと主張し、自分たちが30日以内に攻め落とせない場合は、劉備が南郡を取ってもかまわないと言い放つのだった。周瑜は、まず部下の甘寧を送り込み、曹仁との戦いを開始する…。

第47話「智略で南郡を取る」

諸葛亮が予想した通り、曹仁の計略にはまった呉軍は南郡城内におびき寄せられ、周瑜が弓で射られ重傷を負ったとの知らせが伝わってくる。さらにその後、周瑜死亡の噂も流れるが、諸葛亮はそれが周瑜の策略であると見抜き、曹仁はひっかかるだろうと予想する。周瑜は曹仁との戦いに勝利するが、その隙をついて、諸葛亮は趙雲に南郡を占領させ、荊州の要所を手に入れたのだった。

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第48話「魯粛の斡旋」

魯粛は孫権の大義に感じ入り、計略を授ける。孫権自ら兵を率いて合肥を攻め、負け続けるふりをして、周瑜に支援に来させようというのだ。魯粛は荊州の城内で劉備、諸葛亮と討論し、劉琦が生きている間は劉備軍が荊州を守るが、劉琦が亡くなった暁には孫権に引き渡すという約束を取り付ける。魯粛はそれで周瑜を納得させ、荊州から撤退させる。さらに、合肥に応援に行くように言うが…。

第49話「趙雲、桂陽を取る」

劉備は零陵太守の息子である劉賢を捕らえ、父親の劉度に投降するよう勧めさせる。劉度は降伏し、劉備から引き続き零陵太守に任命され感激する。趙雲は兵を率いて桂陽を攻めた。桂陽城下で陳応を破るが、解放したため、陳応は趙雲に感じ入り、太守の趙范に劉備に降るよう勧める。趙范は仕方なく降伏するが、策士鮑龍の計略を聞き入れて、趙雲を罠にはめようとする…。

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第50話「長沙の戦い」

関羽は長沙で黄忠らと交戦する。関羽は黄忠を馬から振り落とすが、老将黄忠を尊敬する気持ちから逃がしてやる。長沙太守の韓玄に失策を責められ、首を斬られそうになった黄忠は、延に助けられ、共に劉備に忠誠を尽くそうと誘われる。一度は拒否した黄忠だったが、劉備自らの説得に心打たれ、劉備に尽くそうと決意する。ほどなく、劉備のもとに劉琦が死んだとの知らせが届く。

第51話「再び荊州を求める」

劉琦の死んだ後も、劉備には荊州を戻す気がないと孫権は感じ、魯粛を派遣する。途中で周瑜を見舞った魯粛は、周瑜の病状が思わしくないことを知る。劉琦の霊前で、魯粛は荊州の帰属について劉備に直談判する。諸葛亮は、漢室中興のためには拠点が必要なので、劉備が西を取ったら荊州は呉に返すという譲歩案を出す。魯粛は、これを承諾したが、周瑜はそれを聞いて憤るのだった…。

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第52話「劉備、呉を訪ねる」

劉備は、孫権から妹との縁談を申し入れられる。しかも、まだ若い妹を母の呉国太が案じているため、呉で挙式したい、と孫権は言ってくる。迷った劉備だが、諸葛亮に勧められ、応じることにする。劉備が荊州の軍政をすべて諸葛亮に託したことに、関羽と張飛は不安を募らせる。諸葛亮に実権を与えたら、劉備の座を奪うのではないかと恐れたのだ。それを知った劉備は二人を叱責する。

第53話「孫権、兵符を返す」

孫権は即位以来、常に周瑜を尊重してきたが、勝手に出兵した周瑜の独断専行ぶりに激怒する。周瑜は統帥権の兵符を置いて去っていく。呉国太は、孫権に君主としての心得を説き、大勢を考慮して周瑜の計画を採用するようにと助言。孫権は母の度量に心打たれる。孫権は周瑜に兵符を返し、周瑜もそれを受け取って、荊州攻撃を正式に願い出る。孫権を追ってきた魯粛は猛反対するが…。

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第54話「甘露寺に婿を招く」

孫小妹とのお見合いのために、甘露寺に赴いた劉備。劉備を殺すため伏兵が潜んでいたが、趙雲はそれを見抜いていた。命拾いした劉備は、漢の再興のみが自分の志であり、それを疑うなら殺してよいと言い放つ。劉備の演説は皆の心を打ち、小妹は笛を吹く。それは、小妹が劉備との結婚に同意したという呉国太への合図だった。孫権は劉備を殺すのをやめ、縁組みすることを決意する。

第55話「計りて虎穴を脱する」

小妹と結婚した劉備は、呉で快楽をむさぼり、自堕落な生活を送っていた。劉備が志を失いつつある様子に不安を覚えた趙雲は、酒に酔った劉備と言い争いになる。荊州に追い返された趙雲は、劉備の堕落ぶりを報告。関羽と張飛が劉備奪還のために呉への奇襲を諸葛亮に提案するが、拒否される。趙雲は、諸葛亮に叱責されて呉に戻り、呉を脱出して荊州に戻ろうと劉備の説得を始める…。

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第56話「再び周瑜を怒らせる」

周瑜が手配した徐盛と丁奉に捕らえられそうになった劉備だが、孫小妹が徐盛と丁奉を一喝して、難を逃れる。長江の畔で、今度は周瑜に足止めされそうになるが、すでにそこに待ち伏せしていた黄忠、魏延が周瑜を撃破。劉備は無事に船へと乗りこみ、憤った周瑜は吐血する。一方、張飛と関羽が武力で抗議してくるのではないかと案じていた諸葛亮のもとに、張飛と関羽が迫っていた…。

第57話「周瑜の死」

魯粛は、周瑜と程普が太守となったので、南都、江夏からの立ち退きを劉備に迫る。兵力と兵糧の不足を言い訳にして動こうとしない諸葛亮に対し、魯粛は呉が代わりに西蜀を攻略することで、荊州と交換するという取引を成立させる。周瑜は西蜀への遠征に乗り出すが、荊州を通る際に劉備たちを滅ぼすことを計画した。諸葛亮は周瑜の書状から計略を見抜き、返り討ちにするのだった…。

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