三国志 Three Kingdoms 登場人物
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三国志 Three Kingdoms あらすじ 全95話

ドラマ


第6部:天下三分

第6部:天下三分

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魏蜀呉の三国が立て続けに建立され、三国時代へ。
呉との”夷陵の戦い”でついに劉備が力尽きる。

曹植(そうしょく)との後継者争いに勝利した曹丕(そうひ)を皇帝にするべく、司馬懿(しばい)は献帝(けんてい)に禅譲、天子(ほとんどの場合、皇帝)が、その地位を血縁者でない有徳の人物に譲ることである。実際には、歴史上禅譲と称していても譲られる側が強制して行われていることが多い。)を迫る。献帝は泣く泣く詔書を記して去っていくが、献帝の乗った船は沈没してしまう。曹丕が漢を滅ぼしてを建国したと知った劉備は激怒。対向するようにを建国し、自ら初代皇帝となる。まず劉備は孫権との戦いを掲げるが、趙雲(ちょううん)と孔明に止められる。戦いが延期されて鬱憤(うっぷん)のたまった張飛(ちょうひ)は部下に当たり散らし、我慢できなくなった部下に殺される。その部下が孫権のもとに身を寄せたため、劉備は70万の大軍を率いてついに攻撃を開始する。を建国して皇帝となった孫権は陸遜(りくそん)を大都督(だいととく)(呉・蜀の都督は軍事面の統率者で政治面における権力はほとんど無かったと言われている。)に任命。陸遜はすきを突いて劉備軍を火攻めにして大勝する。劉備は白帝城(はくていじょう)に退き、力尽きる。劉備は臨終の際、孔明を呼び寄せて息子の劉禅(りゅうぜん)のことを託すが、劉禅が仕えるに値しない場合は孔明自らが皇帝となって国を率いるようにと言い残す。孔明は劉備の言葉に感動し、皇帝に即位した劉禅を補佐する。

魏、呉、蜀の三国が建国されるが、争いは収まらず。関羽と張飛を失ったことに対する怒りと悲しみに我を忘れた劉備が、呉を攻め立てる。この夷陵の戦い(いりょうのたたかい)は、勢力争いというよりも、義兄弟の弔い(とむらい)という感情的側面が強く、他と比べてもドラマチックな戦いとして描かれている。曹操に続いて劉備も力尽きたことで、戦いは孔明対司馬懿の様相を呈していく。

第74話「七歩の詩」

曹操の葬儀が行われる裏では、王位争いが繰り広げられていた。曹丕は、大軍を率いて許都へとやってきた曹彰に警戒心を強めていた。しかし、司馬懿が曹彰を説得し、内乱を防ぐことに成功。司馬懿は曹丕から絶世の美女、静姝を賜る。曹丕は、さらに曹植を処刑しようと画策するが、文官の前で詩を詠ませて曹植を試したところ、その文才にいたく感動し、降格処分に留めるのだった。

第75話「退位を迫る」

司馬懿から帝位に就くための根回しについて説明を受けた曹丕は、喜んで同意する。司馬懿は司馬家の名が泥をかぶらぬよう、華歆に命じて漢献帝に禅譲を迫る。退位を迫られた漢献帝は取り乱し、祖先に伝えるために宗廟に行き、そこで曹皇后に慰められる。朝廷に戻った漢献帝は、要求を飲み、玉璽を差し出すのだった。曹丕は漢献帝の禅譲の詔が気に入らず、もう一度発布し直すよう求める…。

新しい登場人物

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第76話「曹丕、漢を簒奪する」

司馬懿に迫られ、ついに漢献帝は曹丕に帝位を明け渡す。漢を滅ぼしてしまったことの責任を感じた漢献帝は、許都から去る際、自分の乗った船に穴を空けて沈没させるのだった。関羽に続いて、漢献帝も失った劉備は、漢復興の夢が潰えたと悲しみに暮れる。漢献帝の葬儀の日、劉備の臣下たちは、曹丕に対抗して劉備にも帝として立つよう勧めるが、劉備は逆賊になるつもりはないと激怒する…。

第77話「張飛、殺害される」

建安26年、劉備は旧蜀臣の李厳の助言を受けて皇帝に即位する。劉備はまず呉討伐の詔を発するが、趙雲と諸葛亮に止められる。呉討伐が見送られたことを知った張飛は激怒するが、劉備になだめられる。酒浸りとなった張飛は、部下に無茶な命令を下しては鞭を打って罰するという傍若無人な振る舞いを続け、ついに耐えきれなくなった部下に寝ているところを襲われるのだった…。

新しい登場人物

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第78話「劉備、呉を伐つ」

張飛を失った劉備は、霊前で呉を伐つことを誓い、70万の大軍を率いて出陣する。呉討伐に反対していた諸葛亮は徐々に発言力を失い始める。孫権は孫桓に秭帰を守らせ、膠着状態に持ち込もうとするが、張飛の息子張苞、関羽の息子関興の猛攻に耐えられず、秭帰城はわずか数時間で陥落する。孫権は諸葛瑾を派遣し、劉備の妻である孫小妹と荊州三郡を引き換えに和平を提案するが…。

第79話「黄忠、矢に当たる」

劉備に攻め込まれた孫権は、諸葛瑾の勧めもあり、曹丕に帰順する。曹丕もこの上奏を受け入れ、孫権を呉王に封じる。孫桓が夷陵に留まっていることを知った劉備は、関興に出陣を命じる。呉の援軍をおびき寄せて奇襲するのが劉備の企みだったが、孫権は程普が止めるのも聞かず、援軍を送ることを決めてしまう。呉の援軍を谷間で襲撃する策を思い付いた黄忠は、自ら囮を買って出る。

新しい登場人物

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第80話「陸遜、大都督となる」

富池口で呉軍は大敗し、老将程普も矢に当たって絶命する。一方、蜀の勝利の立役者、黄忠も帰らぬ人となり、劉備は呉の攻略を胸に誓い、呉の最後の砦である夷陵に迫る。孫権は陸遜を大都督に任命し、軍を統率させるが、蜀軍の猛攻は止まらず、呉軍は続けざまに数十の砦を攻め落とされる。陸遜は韓当たちに、要塞を死守し、日数を稼ぐよう命令するが、部下たちから不満の声が挙がる。

第81話「夷陵の戦い」

諸葛亮は馬謖に託して手紙を劉備に届けさせる。手紙には、兵法に通じている陸遜に対する注意が書かれていたが、進攻を続ける劉備の決意は変わらなかった。蜀軍では、水源が枯渇し、汚水を飲んで疫病にかかる者が続出。劉備は全軍を山林の谷川付近に移動させる。それを知った陸遜は、蜀軍を火攻めにできるとほくそ笑む。諸葛亮も双方の陣営の布陣を見て、劉備の身を案じるが…。

第82話「陸遜、連営を焼く」

諸葛亮は、趙雲に劉備を救って白帝城へ向かうように、馬謖には魚腹浦で八卦の陣を布いて時間稼ぎするように、と命じる。諸葛亮の予想通り、陸遜の火攻めに遭って大敗した劉備は白帝城に逃げ込み、諸葛亮や劉禅を呼び寄せる。その頃、曹丕が隙をついて荊州を狙っていたが、孫権はそれを見破っていた。劉備と再び手を組んで魏に対抗するために、諸葛瑾を白帝城に派遣する。

第83話「白帝城に孤を託す」

諸葛亮は諸葛瑾に、蜀とは敵対しないようにとの陸遜への伝言を託す。劉備は臨終の際に諸葛亮を呼び、蜀の今後と息子の劉禅を託しながら息を引き取るのだった。劉備の死を知った孫権は、関羽と張飛の死で恨みを買っていた劉備が亡くなったことで、蜀と再び敵対することがなくなるだろうと喜ぶ。その頃、劉備死亡の知らせが届いた魏では曹丕と司馬懿が蜀攻略の策を練っていた。

三国志 Three Kingdoms あらすじ

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