ニネヴェ
Artist’s impression of a hall in an Assyrian palace from The Monuments of Nineveh by Sir Austen Henry Layard, 1853 (Credit: Austen Henry Layard, ©Public Domain, 大英博物館蔵)

ニネヴェ


ニネヴェ Nineveh

前8世紀よりアッシリアの首都とされた。ティグリス川中流東岸の都市。図書館の存在で知られ、ここから発見された大量の粘土板からアッシリア学が発達した。

ニネヴェ

前8世紀よりアッシリアの首都とされた。ティグリス川中流東岸の都市。図書館の存在で知られ、ここから発見された大量の粘土板からアッシリア学が発達した。

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前612年 ニネヴェの戦い:バビロニアメディアの軍に攻撃された。ニネヴェは全長12kmの城壁で、15の巨大な門を備えたが、陥落した。

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ギルガメシュ オリエントと地中海世界
『ギルガメシュ叙事詩』が書かれた粘土板(部分) 前7世紀,ニネヴェ出土
ギルガメシュ叙事詩』が書かれた粘土板(部分) 前7世紀,ニネヴェ出土 楔形文字は造形文字から発達したものであり、先のとがった筆を使って楔形を印した。これは『ギルガメシュ物語』のうち、神がおこした大洪水の部分が書かれた粘土板。
アッシリア

アッシリア エトルリア 紀元前7世紀の世界(西)地図 紀元前7世紀アッシリア帝国 地図
紀元前7世紀の世界(西)©世界の歴史まっぷ

紀元前7世紀の前半にはエジプトも征服して、オリエントの主要部分を統一した最初の世界帝国が出現した。首都ニネヴェに大図書館を建設したことでも知られるアッシュル=バニパル王のときに、その版図は最大となった。アッシリア王はこの広大な領土を州に分け、各地に総督をおいて統治した。また駅伝制を設けて中央集権の強化をはかった。有名な強制集団移住政策は、被征服民の反乱を防止するとともに、領内の労働力の適正配置をねらったものでもあった。

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