フィヒテ Johann Gottlieb Fichte( A.D.1762〜A.D.1814)
ドイツ(プロイセン王国)の哲学者。ベルリン大学の初代総長。カント哲学から出発し、自我の意思を強調する主観的観念論を説いた。ナポレオン占領下のベルリンにおいて「ドイツ国民に告ぐ」の連続講演でも有名。
フィヒテ
ドイツの哲学者。ベルリン大学の初代総長。カント哲学から出発し、自我の意思を強調する主観的観念論を説いた。「ドイツ国民に告ぐ」の連続講演でも有名。
欧米における近代国民国家の発展
19世紀欧米の文化
哲学と人文・社会科学
哲学
合理論と経験論を統合・批判し、啓蒙主義思想の理性万能に懐疑の目をむけたイマヌエル=カント以降、19世紀のドイツ観念論は「ドイツ国民に告ぐ」によって愛国心の高揚をめざしたフィヒテ Fichte (1762〜1814)や、ドイツ・ロマン派哲学の代表者であるシェリング Scheling (1775〜1854)によって継承され、ヘーゲル Hegel (1770〜1831)が弁証法哲学 Dialektik を提唱するにおよんで完成した。
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