ポトシ市街
ポトシ市街 photo credit: tjabeljan BoliviaPotosi006 via photopin (license)

ポトシ市街


ポトシ市街

ボリビアのポトシ市で1545年に発見された世界最大級の銀鉱脈「セロ・リコ(富の山)」と名付けられた銀山を運営するため、フェリペ2世(スペイン王)は都市を整備した。水銀を用いた最新の精錬技術を取り入れ17世紀半ばまでの100年間で世界の銀産出量の半分を産出したが、繁栄の裏ではインディオやアフリカ人奴隷が採掘作業を強いられ、ボリビア独立戦争が終わる19世紀半ばには枯渇して町は衰退した。2014年には鉱山管理の不備により危機遺産リストに記載された。

ポトシ市街

ヨーロッパ世界を変貌させた世界最大級の銀山

アンデス山脈の中腹4,070mの高地にあるポトシで1545年に発見された世界最大級の銀鉱脈は、世界経済に大きな影響を与えた。

セロ・リコ(富の山)」と名付けられた銀山を運営するため、1569年にフェリペ2世(スペイン王)は総督フランシスコ・デ・トレドを派遣し、都市の整備を進めた。水銀を用いた最新の精錬技術アマルガム法が取り入れられ、17世紀半ばまでの100年間で世界の銀産出量の半分を産出し、王立造幣局でつくられた銀は世界中に流通した。しかし、その繁栄の裏ではインディオやアフリカ人奴隷が採掘作業を強いられていた。18世紀に入ると銀の産出量は減少し、ボリビア独立戦争が終わる19世紀半ばには枯渇して町は衰退した。

市街にはスペインのバロック様式と先住民の文化要素が融合したメスティソ様式の教会などが残る。2014年には鉱山管理の不備により危機遺産リストに記載された。

フェリペ2世(スペイン王):レバントの回線でオスマン帝国に勝利し、スペイン絶対王政の最盛期を築いた。シチリア王・ポルトガル王・ナポリ王・ネーデルラント統治者・
ミラノ公・イングランド王を兼ねた。
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