教皇領 17世紀なかばのヨーロッパ詳細版
17世紀なかばのヨーロッパ詳細版 ©世界の歴史まっぷ

教皇領 (A.D.752〜A.D.1870)

ローマ教皇あるいはローマ教皇庁が主権者として支配する国土。ペテロの遺産と呼ばれるローマ教会所有地を起源とし、754年フランク王国のピピン3世(小ピピン)がラベンナ総督府を寄進し、これらが基礎となった。13世紀末までに広大な領域としたが14世紀の教皇のアビニョン移住と諸侯の覇権争いは教皇領の統一性を著しく弱めた。1870年ローマがイタリア王国に併合されて、教皇領はバチカン界隈だけとなり、教皇とイタリア国家の対立が始ったが、1929年ファシズム政権と結んだラテラノ条約により教皇が主権を持つバチカン市国の成立が認められ、現在にいたる。