曹植 A.D.192〜A.D.232
曹操の子。曹丕の弟。10歳あまりにして、漢賦数十万字を朗読することができなどして曹操から寵愛されたが、飲酒にも節度がなく失態を繰り返したことから、しだいに寵愛を失った。曹丕(文帝)が即位すると側近が殺され、病死するまで国替えにあった。
曹植
わずか10歳あまりにして、漢賦数十万字を朗読することができた。また文章をつづるのも上手で、筆をとるとたちまち立派な賦をつくることができた。このため曹操から寵愛され、太子になりかけたことが何度かあった。しかし、曹丕が手立てを講じて自己を制御し、感情を矯正して自分を飾ったのに対し、彼は自己を飾る努力をしなかった。飲酒にも節度がなく、失態を繰り返したことから、しだいに寵愛を失った。文帝の即位とともに側近の丁兄弟殺されたうえ、たびたび国替えにあう。腕をふるう場所を与えてほしいとたびたび訴えるが、聞き入れられなかった。
曹植が登場する作品
三国志 Three Kingdoms
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