朴泳孝

朴泳孝ぼくえいこう（パク・ヨンヒョ） 1861年7月19日-1939年9月20日金玉均らと独立党（開化派）を結成し甲申政変（クーデター）を起こす。哲宗の娘婿。李氏朝鮮末期から大韓帝国期の政治家で、日本統治時代の朝鮮における貴族で実業家。日本名は山崎永春。

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略歴
家族
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略歴

1870年代: 金玉均ら朝鮮宮廷内の両班を中心に、日本と結んで朝鮮の清からの自主独立と近代化を目指し独立党を結党する。
1879年: 李東仁を日本に密出国させ、日本の情勢を探らせる。
1882年: 壬午政変の謝罪のために謝罪使（副使は金晩植と金玉均）として日本へ派遣される。; 帰国後は漢城判尹となり、開化政策を進めるが守旧派（事大党）の反対に遭って挫折。
1884年: 甲申政変クーデターで閔妃派から政権奪還を図るが失敗し、金玉均らと日本へ亡命。; 福沢邸に寄宿し慶應義塾に学ぶ岡本柳之助らと親交を深める。
1894年: 甲午改革が始まると、帰国して内務大臣となる。
1895年: 謀反の疑いをかけられ、再び日本に亡命。
1907年: 再度韓国に戻り、李完用内閣の宮内府大臣となるが、大臣暗殺陰謀の疑いで済州島に流刑処分となる。
韓国併合後: 侯爵（朝鮮貴族）となり、朝鮮貴族会会長（1911年）、朝鮮銀行理事（1918年）、朝鮮経済会会長（1919年）、朝鮮維民会会長（1919年）、東亜日報社初代社長（1920年）、朝鮮人産業大会会長（1921年）、朝鮮倶楽部の発起人（1921年11月）、京城紡績社初代社長、朝鮮殖産銀行理事、朝鮮総督府中枢院顧問（1921年）[2]、東光会朝鮮支部初代会長（1922年）、貴族院議員（1932年）など、日本統治下の朝鮮における要職を歴任する。
1935年: 朝鮮総督府が編纂した”朝鮮功労者名鑑”に朝鮮人功労者353人のうちの一人に収録される。