パルテノン神殿 (Parthenon)
古代ギリシア時代のアテナイのアクロポリスの上に建設された、アテナイの守護神であるギリシア神話の女神「アテーナー」を祀る神殿。アテナイのペリクレスが、対アケメネス朝ペルシアで結成したデロス同盟の参加ポリスから集まる資金でパルテノン神殿、プロピュライア、エレクテイオン、アテナ・ニケ神殿を建設する。世界遺産「アテナイのアクロポリス」に登録されている。
パルテノン神殿
アクロポリスにあるドーリア式によるアテネのアテナ女神神殿。ペルシア戦争で破壊されるが、ペリクレスによって再建された。
情報
タイプ: 神殿
建築様式: 古典
テナント: 博物館
施工開始: 紀元前447年
完成: 紀元前432年
破壊: 1687年9月26日(部分的)
オーナー: ギリシア政府
建築家: Iktinos、Kallikrates
歴史
ドーリア式建造物の最高峰と見なされ、装飾彫刻もギリシア美術の傑作とし、遺跡は世界遺産に登録され、一部彫刻は大英博物館で展示されている。
- 紀元前447年着工
- 紀元前438年完工
- 紀元前480年 ペルシア戦争で破壊、後に再建
- 6世紀 東ローマ帝国時代、キリスト教 生神女マリヤ聖堂となる
- 1200年 ラテン帝国時代、カトリック教会として使用される
- 1460年 オスマン帝国占領下、モスクとなる
- 1687年 ヴェネツィア共和国の攻撃により爆発炎上、多大なる損傷
- 1806年 一部焼け残った彫刻を持ち出し、1816年ロンドンの大英博物館に売却され、現在も展示されている。